ドールは、「バナナエシカルバリューチェーンプログラム」が環境省の「令和4年度食品ロス削減推進表彰」の環境事務次官賞を受賞したことを発表した。
また、同表彰式は2022年10月末に開催された「食品ロス削減全国大会 inさいたま」にて行われたとのことだ。
ドールは、高品質なフルーツとフルーツ加工食品を届け、人と地球と豊かさに良い影響を与えるため、「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向け、The Dole Promiseを表明している。
同ミッションを実現させるため、「バナナエシカルバリューチェーンプログラム」を2022年6月より開始。同プログラムは、バナナが産地で生産され、消費者が食べる過程で、人や社会、地域、環境などに優しいエシカルな取り組みを行い、その価値を繋いでいくことを目的としているという。
その第一弾の活動として、フルーツロスとプラスチックゴミの削減を目指し、スーパーをはじめとした量販店で、必要な量だけ購入してもらう「量り売り企画」ならびにその「量り売り企画」に参加し、応募者の中から選考で、バナナの皮などの生ごみを微生物の働きを活用して分解・熟成させることで堆肥を作る「コンポスト企画」を実施している。
今回、同プログラムが環境省の「令和4年度食品ロス削減推進表彰」の環境事務次官賞を受賞。同賞は、消費者等に対し広く普及し、食品ロスの削減に効果的かつ波及効果が期待できる、食品ロス削減の推進に資する取組を行った者に対して表彰され、食品ロス削減の取組を広く国民運動として展開していくことを目的としている。
ドールは、自社のブランド力も活かしながら、量り売りを通して消費者に新たな価値の発見を促す波及効果が評価され、受賞。
ドールは、今後もフルーツを通して人と地球と豊かさに良い影響を与えることを使命とし、明るい世界のために、ドールは今後も、「フードロス削減」に貢献できるよう同プロジェクトの推進に努めていくとのことだ。