不妊治療可視化アプリ「ninpath」を提供するninpathは、経済産業省フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金における補助事業者として、富山県において県民を対象とした不妊治療・生殖に関わる心理ケアの実証事業を開始したことを発表した。
■実証事業の概要
不妊治療可視化アプリ「ninpath」を通じて、音声によるメンタル状態のチェックおよび個人のお悩みに応じた各種カウンセリング(生殖心理カウンセリング、不妊カウンセリング、キャリアカウンセリング)をオンラインで受ける機会を提供。
不妊症や流産・死産に伴うメンタル不調に対する具体的なケアや納得感を持てる人生選択のための仕事やキャリアとの向き合い方を知ってもらうことで、不妊治療などの生殖に関わる問題が就業活動などのハンディキャップとならない社会の実現を目指していくとしている。
なお、同実証事業には、富山県のほか、宮城県仙台市、神奈川県藤沢市が協力し、地域住民へのオンラインカウンセリングへの機会を提供していくとのことだ。
■同実証事業への参加方法
同実証事業に協力する富山県民を募集。実証事業参加者には、無料でアプリでのメンタル状態チェックおよびオンラインカウンセリングを受け、カウンセリングの前後にアンケートに回答。妊活、不妊治療、産むことに関してのカウンセリングは男女や年齢を問わず利用可能となっている。
実施期間:
2022年10月24日〜2023年1月31日
※予定より早く締め切りとさせていただく場合あり
対象:富山県民
募集人数:最大250名
参加費:無料
※アプリの利用およびカウンセリング費用は不要(通信費は別途かかる)
カウンセリングは原則1回となるが、カウンセラーが必要と判断した場合には期間内であれば1人(または1カップル)につき2回まで無料で受講可能。
利用方法:オンラインカウンセリング予約時に県庁、不妊相談センター等で配布されているフライヤーのクーポンコードを利用