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東京・埼玉に9院を展開するはなふさ皮膚科では、新しいニキビ跡治療法として『はなふさ式ニキビ跡治療』を提供している。ニキビ跡に悩む人への一助となるべく、SNS等で発信してきたが、2022年9月から公式ホームページ内にて解説ページを作成し治療に関する情報周知強化を開始したと発表した。
ニキビ跡は自然治癒が難しいので、医療機関に罹る人も多いが、 高い効果を得るには適切な治療法を選ぶことが大切であるとしている。
そこで『はなふさ式ニキビ跡治療』では、今まで治療が難しかったタイプのニキビ跡のクレーターにも高い効果を発揮させる、新しい治療法を提案。
ローリング型、ボックス型、アイスピック型が混ざっていても治療でき、他の治療法よりも少ない回数で、かつ高い効果が期待できるという。同治療法はまだ導入医院が少なく、どこでも受けられる治療にはなっていないが、同院では多くの実績があるとのことだ。
〈はなふさ式ニキビ治療実績〉
年間122名
内訳:三鷹院20名/新座院0名/国分寺院17名/久我山院0名/志木院0名/大宮院43名/朝霞台院1名/池袋院37名/新宿院4名
※期間2021年8月~2022年7月(池袋院は2021年9月~2022年7月、新宿院は2022年7月のみ)
〈ニキビ跡治療全体の治療実績〉
年間1,426名
内訳:三鷹院248名/新座院89名/国分寺院48名/久我山院23名/志木院543名/大宮院224名/朝霞台院49名/池袋院187名/新宿院15名
※期間2021年8月~2022年7月(池袋院は2021年9月~2022年7月、新宿院は2022年7月のみ)
◆日本のニキビ跡治療の特徴と問題点
国内のニキビ跡治療で主に行われているのが、以下の2つの治療法。
●ダーマペン:マイクロニードルを刺して、自然治癒力により皮膚の入れ替わりを促す治療法。
●フラクショナルレーザー:レーザーの力でマイクロドット状に表皮〜真皮に穴をあけて、自然治癒力による皮膚の入れ替わりを促す治療法。
上記2つの治療法はアプローチが異なるものの、表皮に微細な穴を開けて、皮膚の再生を促す点で共通しているという。ダーマペンやフラクショナルレーザーは悪い治療法ではないため、「ニキビ跡が薄くなった」等、ある程度の効果が望めるとのことだ。
しかし、ニキビ跡には種類があり、ニキビ跡のタイプによって効果はまちまちになり、国内の多くの美容外科や美容皮膚科では、どのタイプのニキビ跡にもダーマペンやフラクショナルレーザーを一律に行われているのが現状であるという。
◆はなふさ式ニキビ跡治療について
同院ではまだ取扱い医院希少の、どのタイプのニキビ跡にも高い効果を発揮する、炭酸ガスレーザーとサブシジョンを組み合わせた新治療法『はなふさ式ニキビ跡治療』を行っている。他の治療法に比べ少ない回数で、どのタイプのニキビ跡にも適切なアプローチをすることが可能であるとのことだ。
●炭酸ガスレーザー:皮膚の水分と反応して蒸散させる作用があるレーザー。
●サブシジョン:ニキビ跡によってできた線維化した瘢痕(はんこん)組織を水平方向に切り離す方法。
ニキビ跡の瘢痕組織は線維化しており、周りの皮膚組織よりも弾力性に乏しく、皮膚の引きつれを引き起こす原因にも。そのためフラクショナルレーザー等で皮膚の修復を促しても、線維組織により下方に引っ張られるため治療効果にも影響を与えるという。
『はなふさ式ニキビ跡治療』では、炭酸ガスレーザーによりニキビ跡の辺縁を削りなだらかにするとともに、サブシジョンにより線維化した瘢痕組織を皮下組織から引き離すという。皮膚組織の癒着がなくなることで、ニキビ跡による凹みをふっくらさせることを目指せるとのことだ。
◆料金(税込)
1cm×1cm 46,750円~
◆はなふさ式ニキビ跡治療のメリット
1.治療効果を実感しやすい
炭酸ガスレーザーでニキビ跡の辺縁を削り目立たなくさせると共に、サブシジョンによりニキビ跡の瘢痕組織を水平方向に切り離すことで、下方に引っ張られていたニキビ跡がふっくらするので、高い効果を期待できる。
2.1~3回で治療が終了する
1回の治療で大きな効果を目指せるため、何度も治療を受ける必要がない。少ない治療回数で通院の負担を少なくしたい人にも適しているという。
3.皮膚への負担やリスクが少ない
大がかりな治療になるほど、皮膚への負担が増えて副作用のリスクが大きくなる。『はなふさ式ニキビ跡治療』は、レーザー照射面積が小さく、皮膚への負担とリスクを抑えられるとのことだ。
◆はなふさ式ニキビ跡治療のデメリット
1.費用が少し高め
『はなふさ式ニキビ跡治療』は、通常のニキビ跡治療と比較すると費用が高めに。ただ1~3回の治療で高い効果を目指すので、トータルの治療費用を抑えることができる。
2.麻酔の痛みがある
施術前に局所麻酔を行うため、レーザー照射やサブシジョンによる痛みを感じることはない。治療範囲が広くなると麻酔の注射箇所も増えるため、麻酔による注射の痛みを負担に感じることがある。
3.治療を受けられる医療機関が限られている
海外のニキビ跡治療として行われているサブシジョンであるが、対応している国内の医療機関がまだまだ少ないのが現状であるという。ニキビ跡の瘢痕組織は正常組織とは異なるため、医師の経験や技量が問われる治療法なため、クリニック選びが重要となる。