e-Janネットワークスは、同社が提供するテレワークプラットフォーム「CACHATTO(カチャット)」のセキュアブラウザ製品「CACHATTO SecureBrowser(カチャット セキュア ブラウザ)」が四国ガスに導入・活用され、DX推進の加速に貢献したことを発表した。
四国ガスは、製造したガスの四国地方各県への供給・販売などの事業を展開。
膨大な地理情報や顧客の個人情報といった重要データを管理する必要があり、従来は社外からの社内システムの閲覧・利用はできない環境であったため、現場担当者は現場へ向かう前に地理情報システムの内容を印刷して持参していたという。
そうした中、「社外からアクセスしたい」という現場の声に応えるため、安全なリモートアクセスの導入の検討を開始。
その結果、高いセキュリティを担保しつつ、簡単な仕組みで社外から社内システムに接続可能であること、現場担当者にサービスの使い方研修が不要な直感的なUI・UXであることが導入の要件を満たし、CACHATTO SecureBrowserを導入したとのことだ。
導入後は、タブレットを利用して社外から社内システムを利用できるようになり、現在はガス管の工事担当者やガスの開栓・閉栓の担当者、ガス機器の故障修理の担当者が、現場でタブレット端末からCACHATTO SecureBrowserを経由して社内Webアプリケーションを利用しているという。
また、年間で5万件におよぶ紙伝票での作業報告から、Webアプリケーションを利用した作業報告に変更したことで約5万枚の用紙を削減。
さらに、以前は現場担当者から受け取った紙伝票を社内で入力する作業があったが、担当者が直接入力するようになったことで二重作業がなくなり、作業時間年間約4,000時間削減、業務効率化されたとのことだ。
e-Janネットワークスは今後も、四国ガスやガス業界におけるDX推進に寄与できるよう、製品強化・改善を継続して努めていくとしている。