冬の睡眠、約6割の人が「朝起きられない」 他の季節より睡眠時間も長くなる傾向に エマ・スリープ調べ

Emma Sleep Japan(以下、エマ・スリープ)は、「冬の睡眠と睡眠ノウハウに関する意識調査」を、全国の20~59歳の男女1,065人を対象にインターネットで実施し、結果を公表した。

【調査結果】

■ほかの季節と比較し約4割が冬の睡眠時間が長くなると回答。冬の睡眠時間は他の季節より全体として睡眠時間が長くなる傾向であることが分かった

「他の季節と比較して、冬の睡眠時間はどう変化するか」という質問に対し、約4割の37.7%が「長くなる」と回答。また、睡眠時間については、「6時間以上~7時間未満」が32.6%で最も多い結果となった。

今年8月にエマ・スリープで行った通常時の睡眠時間の結果と比較すると、冬の睡眠の方が7時間~9時間台の人が多くなり、睡眠時間が長くなる人が多くなる傾向があることが判明した。

他の季節と比較した冬の睡眠時間nのの変化

■約6割が冬の朝目覚めよく起きられないと回答。その理由としては「布団の中が温かく、心地良すぎる」が1位に

「冬の朝、他の季節と比較した時に目覚め良く起きられるか」という質問に対しては、約6割の61.9%が「目覚めよく起きられない」と回答。その理由としては、「布団の中が温かく、心地よすぎる」が75.9%、また「室温が寒い」が71.6%といった冬ならではの回答が多くなった。

冬の朝、他の季節と比較した時に目覚め良く起きられるか、、sそそnそのそのtそのそのrそのりそのりyそのりゆそのりゆうその理由

■4割以上が冬の通勤・始業時に眠気を感じると回答。眠気を覚ますために飲んでいるドリンクは「コーヒー」がダントツの1位

「他の季節と比べ、冬は朝の通勤時や始業時に眠さが残っていると感じるか」という質問に対し、4割以上の44.6%が「よく感じる・時々感じる」と回答。

また、「眠気を覚ますために飲んでいるドリンク」については、コーヒーを飲んでいる人が圧倒的に多く、46.3%という結果となった。

■半数の人が冬の睡眠時に「エアコン暖房を使用してしない」と回答。また、約4割が冬の睡眠時にベッド・布団でのスマホの使用時間が増えるという結果に

「冬の睡眠時のエアコンの使い方」に関する質問に対し、半数の50.0%が「エアコン暖房を使用していない」と回答。また、一晩中使用している人が9%に留まるなど、喉や肌の乾燥を気にしてか、予想以上にエアコン暖房を使用していない人が多いこと判明した。

また、「冬の睡眠時のベッド・布団の中でのスマホの使用時間」に関する質問では、約4割の35.5%が、冬の方が「増える」と回答。早くベッド・布団に入って温まりつつ“ながらスマホ”をしたいという人が一定数いることがわかった。

■冬の睡眠時、寒さ対策から「厚手のパジャマや寝巻を着て寝る(36.4%)」、「靴下を履いたまま寝る(23.6%)」、「ゆたんぽを朝まで使用する(12.0%)」人が一定数いる一方、約7割がこれらの行動が快眠にとって良くないと知らずに行っていることが判明

「冬の睡眠時に行っていること」という質問に対し、「厚手のパジャマや寝巻を着て寝る」が36.4%、「靴下を履いたまま寝る」が23.6%、「ゆたんぽを朝まで使用する」が12.0%という回答が集まった。

一方で、これらの対策が原因で、体温が上がりすぎたり、汗をかきすぎたりしてしまって目が覚めたことがあると回答した人は約5割の45.0%にも上る結果に。

また、冬の睡眠時に行っている寒さ対策が、快眠にとっては良くないと知らずに行っている人が約7割いるという結果になり、多くの人が快眠のための実施している防寒対策が、実は快眠に繋がっていないというパラドックス的な結果となっている。

冬の睡眠時の寒さ対策と快眠妨害の関係性の認知度

【調査概要】
調査主体  :Emma Sleep Japan合同会社
調査名     :冬の睡眠と睡眠ノウハウに関する意識調査
調査エリア :全国
調査対象者 :20歳~59歳 男女
回収サンプル:1,065 サンプル
調査期間  :2022年10月17日~2022年10月19日
調査方法  :インターネット調査
調査委託先 :株式会社インテージ

<参考>
Emma Sleep Japan合同会社『冬の睡眠と睡眠ノウハウに関する意識調査

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