ナビタイムジャパンは、2022年10月27日より、NTTドコモの提供する「スゴ得コンテンツ」にて提供中のAndroid OS向け「NAVITIME forスゴ得」アプリにて、JR中央線を中心に、並行する他路線の駅間を結ぶバスの路線図を提供開始すると発表した。
JR中央線の沿線は、複数の電車路線が東西に並行しており、南北方向を結ぶ移動手段として、バスが便利なエリアであることから、同サービスでは並行する電車路線間の駅と駅を結ぶ路線を可視化し、バス路線図として提供。
1日の運行本数が少ないものは省くなど、視認性と実用性も考慮しているという。
「トータルナビ」でバスルートを選択した場合やJR中央線(東京-塩尻間)を含むルート検索結果一覧画面と鉄道運行情報画面にて表示される。
複数の電車路線が並行するエリアでは、電車遅延時や運休時の迂回ルートとして、バス利用が便利なケースがあるため、エリア全体の駅間を結ぶバスを路線図上で直感的に把握できるようにすることで、迂回ルートを探せるように開発したとのことだ。
また、直線距離では近いけれど、電車を使った移動では遠回りになってしまうケースにおいても、新しい移動ルートの発見に繋がるとしている。
ナビタイムジャパンは、日本全国の路線バスに100%対応しており、そのバス停データとバスルートの検索ログを分析し、よく検索されているバス停の組み合わせから、ユーザーニーズの高いJR中央線沿線の駅間を結ぶバス路線図を作成。
今後は、対象エリアの拡大やルート検索や時刻表との連動などの機能拡充も検討していくとのことだ。
■対応エリア
JR中央線を中心とした、下記路線の駅を含むエリア。
東武東上線、西武池袋線、西武多摩湖線、西武拝島線、西武国分寺線、西武新宿線、西武多摩川線、東京メトロ丸ノ内線、都営大江戸線、京王線、京王井の頭線、京王高尾線、JR南武線、JR横浜線、JR八高線、JR五日市線、多摩都市モノレール線