ファミリーマート、8月の店舗電力使用量前年比約98%に抑制 電力需給ひっ迫時の節電対策効果について

ファミリーマートは、2022年2月より節電対策のプロジェクトチームを立ち上げ、急速な社会環境の変化や電力需給のひっ迫時に、節電に繋がる様々な対策に取り組んでいるという。

また、同年8月には本社における節電と社員の業務効率化を目的とした「ファミリーマートサマータイム」にも取り組んだとのことだ。

今回、加盟店とファミリーマート本部が一丸となり節電に取り組んだ結果、一定の削減効果が得られたことを報告。今後も必要に応じて追加の対策を実施し、更なる節電に取り組んでいくとしている。

■店舗電力使用量前年比推移

・2022年8月電力使用量前年比:約98%

■「ファミリーマートサマータイム」について
実施内容 :始業時間と終業時間を1時間ずつ繰り上げ、社内照明等の電力使用時間を短縮
対象   :ファミリーマート社員(※スーパーバイザー、店舗勤務者等を除く)
実施期間 :2022年8月1日~8月31日まで
効果   :2022年8月電力使用量前年比約90%(※東京都港区田町本社)

■店舗における節電への取り組み(一例)

・店頭看板の消灯
対象店舗:繁華街などに立地する一部店舗 ※店舗設備、環境により未実施の店舗もある。
実施期間:継続実施

・店内ATM看板、店内イートイン、店外殺虫機等における電源や一部照明の消灯

・トイレの便座保温機能の電源オフ

対象店舗:全国(約16,600店舗)※店舗設備、環境により未実施の店舗もある。
実施期間:継続実施

■その他、節電の取り組み(一例)

これまで節電への取り組みとして、店舗照明設備におけるこまめな消灯や店内空調温度の調整、冷蔵ケースのフィルター清掃を実施してきた。今後も、店内の什器設備や温度対策、店外室外機の環境を見直し、節電への取り組みを継続していくとしている。

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