仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』は、『女性管理職』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行い、結果を公表した。
■管理職として就業した経験「ある」23.8%
■管理職になることを「希望する」26.5%
■妥当な女性管理職比率は「50%程度」29.7%、「わからない」24.0%
■女性管理職を増やすには「結婚出産しても続けやすい雰囲気を作る」77.0%
■家庭の制約がなく100%仕事に時間を使えれば管理職を「希望する」85.0%
■フリーコメントより一部抜粋(年代:就業形態)
・男女平等にするためにも半分が、理想ではある(40代:パート/アルバイト)
・比率にこだわる意味がわからない(50代:派遣社員)
・どうやって家庭と両立しているのかと、真っ先に考えてしまう。家庭以外を管理する余裕がある方は、それだけで本当に凄い。ただ、昔に比べると学校で女子がリーダーになる機会が増えているとは思う。女性が上に立つことや、働き続けることは普通のことだと、小さいころから意識を変えていけたら良いと思う(40代:無職)
・比率だけ追いかけるのは違うとは思いますが、現在の数値は、現在の管理職世代の育ってきた環境における、子育てや家庭のことは女性が行うものという意識の定着の結果だと思います(40代:正社員)
・女性に限らず管理職を目指す人が少なくなっているような気がするため、比率にこだわるより男女全体で目指すべき人がめざせばよいと思う(50代:公務員/団体職員)
・私はこだわらない。男女関係なく相応しい人がなればいいと思ってる(50代:派遣社員)
・比率目標で登用された女性管理職の能力不足、甘えに辟易した経験があり……女性側の意識改革、能力向上も合わせてやって欲しい(60代:今は働いていない)
・出産をするなら管理職の比率を増やすのはおかしいと思う。少なくとも産休をとるのだから、休みなく働く男性の方が比率が多いのは当たり前だと思うし、そうであるべきだと思う(30代:派遣社員)
・男女平等の50.50で良いと思うが、管理職になりたい女性が50%存在するのかは謎です。育児を考えると、子どもを預けてまで働きたいと思うのか(30代:パート/アルバイト)
・優秀でやる気があり、実力がある女性ならどんどん管理職に抜擢すべき(40代:フリー/自営業)
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:596名 ※女性
調査実施日:2022年9月16日~23日
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者