Uber Eatsは、Uber Direct(ウーバーダイレクト)のサービス提供を日本で初めて開始いたしたと発表した。
Uber Directは、自社のウェブサイト等で商品を販売するパートナー企業が、Uber Eatsの配達ネットワークを活用し、ユーザーに迅速に商品をお届けするクイックコマースの実現を可能にするデリバリーサービス。
Uber Directを利用するパートナー企業は、Uber Eatsのマーケットプレイスに店舗として加盟する・しないに関わらず、全国13万人以上の配達パートナーが参加するUber Eatsのデリバリープラットフォームにアクセスし、平均30分で商品をユーザーへ届けることが可能になるという。
デリバリーサービスの発展に伴い、商品が「今すぐほしい」という消費者のクイックコマースへのニーズはこれまで以上に高まっている。一方、自社サービスのために効率的に配達ネットワークを確保することは企業にとって容易でなく、また配達ネットワークの管理コストも低くない。
Uber Eatsでは、既に複数の海外市場でサービス提供実績のあるUber Directを通じて、パートナー企業がスムーズにクイックコマースを導入し、それぞれのユーザーのニーズに応える支援をしたいと考えているとのことだ。
Uber Directの提供開始により、配達パートナーにとってのエクスペリエンスや、配送料の算定方法に変わりないという。
配達パートナーは、配達リクエストを受け次第、所定のUber Direct利用店舗まで商品のピックアップに向かい、その後指定の住所まで商品を提供。また、Uber Directの配送依頼は受けずに、これまでと同様にUber Eatsの配送依頼だけを受けて頂くことも可能であるとのことだ。
今回、日本国内初のパートナー企業として、あきんどスシローが展開する回転すし「スシロー」の店舗にてサービスを開始。
既に30の「スシロー」の店舗にて、Uber Directのデリバリーサービスが導入され、今後は日本全国のスシロー店舗で導入される予定であるとのことだ。
Uber Eatsでは、今後もパートナー企業様のビジネス拡大を支援するデリバリーサービスを継続的に拡大し、提供を続けていくとしている。