生理用ナプキンも環境にやさしく 「エリス 新・素肌感」、紙の個包装にリニューアル “エシカル消費”の新たな選択肢へ

衛生用紙製品ブランドの「エリエール」を展開する大王製紙は、生理用ナプキンの個包装を不織布個包装から“紙個包装”に変更し、環境にやさしい商品へ生まれ変わった「エリス 新・素肌感」全4商品を2022年11月21日から全国発売すると発表した。

■発売の狙い

生理用ナプキンブランド「エリス」は、「だれかではなく、あなたのそばに。」のブランドメッセージのもと、多くの人により自分らしい毎日を過ごしてもらうため、従来の常識や価値観にとらわれない商品の提案に取り組んでいるという。

地球環境や人、社会に対して配慮されたものを購入する「エシカル消費」への意識の高まりを受け、今回「エリス 新・素肌感」を不織布個包装から“紙個包装”に刷新。店頭で購入できる商品としてはエリス初の紙個包装化であり、従来よりも最大で約21%の減プラを実現することで、環境にやさしい生理用ナプキンとして展開。

「エリス」ブランドでは、本年7月、パッケージと個包装に無漂白の“紙包装”を採用したオーガニックコットン製の生理用ナプキン『エリス 素肌のきもち ナチュラルシリーズ』をECサイト限定で発売。

日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」では、生理用品ランキングにおいて3か月にわたり1位を獲得し、購入者からは「環境にもよく、紙個包装であることにも感動した」などの反響が寄せられているという。

今後も生活者ひとりひとりのニーズや想いに寄り添い、生理用ナプキンでさまざまな選択ができる機会を提案していくとのことだ。

■商品について

「エリス 新・素肌感」の特長である肌にやさしいつけ心地やフィット性の良さ、ナプキンのヨレにくさやモレにくさはそのままに、“環境に配慮したナプキン”としてリニューアル。生理用ナプキンを包む個包装を従来の“不織布個包装”から同社生産の紙を使用した“紙個包装”に変更することで、プラスチック使用量を最大で約21%削減(削減率は商品のサイズによって16%~21%と異なる)。

また、商品の外装パッケージには、地球やリーフのデザインを新たに追加し、環境配慮型の商品であることを表現しているという。

― 「エリス 新・素肌感」 リニューアル商品概要 ―
【商 品 名】 エリス 新・素肌感
【発 売 日】 2022年11月21日から全国発売
【商品内容】 全4商品/オープン価格
◎『エリス 新・素肌感 ふつう~多い日の昼用 羽なし 20.5cm』:26個入り/26個入り×2パック
◎『エリス 新・素肌感 ふつう~多い日の昼用 羽つき 20.5cm』:20個入り/20個入り×2パック
◎『エリス 新・素肌感 多い日の夜用 羽なし 29cm』:10個入り/10個入り×2パック
◎『エリス 新・素肌感 多い日の夜用 羽つき 29cm』:9個入り/9個入り×2パック

-商品特長-

■環境にやさしい“紙個包装”【NEW】
・店頭販売品としてはエリスで初めて紙の個包装を採用。
・従来の不織布個包装と比較し、紙個包装化によりプラスチック使用量を最大で約21%削減。
(削減率は商品のサイズによって16%~21%と異なる)

■外装パッケージでも環境へのやさしさを表現【NEW】
・紙個包装化によるプラスチック使用量の削減率や地球のマーク、リーフのデザインを外装パッケージに加えることで、環境配慮型商品であることが一目でわかるように表現。

■ふんわりフィットライン&やわらかクッションシート
・ふっくらした吸収体が肌にふんわり触れてフィットし、やわらかクッションシートがやさしく包み込む。

■ヨレにくく、動いてもくしゃっとなりにくい
・足からの圧力を「ハート」のエンボスが両側でしっかりブロックし、ナプキンがヨレにくい設計。
・「ハート」エンボス下側のV部分に沿ってナプキンが身体の丸みにフィットし、モレを防ぐという。

■(多い日の夜用)横モレブロックギャザー
・横モレブロックギャザー&吸収体がおしりのくぼみにフィットし、伝いモレを軽減。

大王グループは、経営理念である『世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ』を実現するため、「衛生、人生、再生」という3つの「生きる」をビジョンに掲げて事業活動を通じた社会課題解決に取り組んでいるという。

その中のひとつ「再生(地球を再生する)」に向けて、環境に配慮した商品の開発・販売により3R(リユース・リデュース・リサイクル)やプラスチック削減を推進することで、SDGsの目標「12.つくる責任 つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」に貢献しているという。

今後も、持続可能な原材料の利用促進や森林保全・生物多様性の維持等に努め、循環型社会の形成に取り組んでいくとのことだ。

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