医療用大麻を栽培するサイアムレイワインターナショナルと岐阜大学、ブロックチェーンを活用した産官学共同研究を開始 産地偽装問題の解決に向け

サイアムレイワインターナショナル

サイアムレイワインターナショナルと東海国立大学機構岐阜大学(以下、岐阜大学)は、産官学共同研究を本格開始したことを発表した。

サイアムレイワインターナショナルと東海国立大学機構岐阜大学、産官学共同研究を本格開始

サイアムレイワインターナショナルの関連会社であるサイアムレイワ(2020)(以下、サイアムレイワ)において、農業における産地偽装問題の解決のため、ブロックチェーンを使用したトレーサビリティの実証実験を行うという。

共同研究期間は本年度7月より1年間で、その間にトレーサビリティ分野だけでなく品質管理・品質証明の分野についても研究を行うとしている。

サイアムレイワは医療用大麻の栽培を行っており、ブロックチェーンを使用した産地証明を行うことで、タイに蔓延する大麻の違法栽培、違法販売、模造品、偽造品等、一般消費者の健康を損ないかねない悪質な業者や農家との差別化を図るという。

また、自社だけでなく大麻業界にブロックチェーンを使用したトレーサビリティを活用する技術を啓発し、業界の健全化、スタンダード化を推進していくとのことだ。

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