KDDI、土に戻るプラスチック代替素材を開発するアミカテラに出資 11月より「au Style UENO」併設カフェで「modo-cell」製のストローを導入

TAG:
KDDI

KDDIは、環境課題に取り組むスタートアップ企業への出資を行うKDDI Green Partners Fund を通じて、植物性かつ自然環境下で微生物により分解可能なプラスチック代替素材「modo-cell®️(モドセル)」製品の開発・製造販売を行うアミカテラに9月30日に出資したと発表した。

「modo-cell®️」製品

同出資を通じ、11月1日から、KDDI直営店「au Style UENO」に併設されたカフェエリア「BLUE LEAF CAFÉ」にて、「modo-cell®️」製のストローを試験導入するという。

今後利用客の反響を踏まえ、「BLUE LEAF CAFÉ」全店舗での導入を検討するとのことだ。

さらに、KDDIのショップやオフィスなどで使用しているプラスチック製品のリプレイスを検討し、サプライチェーンにおける脱プラスチックとカーボンニュートラルの推進を目指すとしている。

「modo-cell®️」は、植物繊維(セルロース)が主原料の新素材。

ほとんどの植物繊維が原料になり得るため、土砂災害を引き起こす危険性が指摘されている放置された竹林の竹や、食品製造時に排出される残渣など、農業廃棄物や食品廃棄物を原料として活用可能。

また、自然環境下で微生物により早いものでは6か月程度で分解されることから、プラスチックによる海洋・土壌汚染などの環境課題の解決に寄与することが期待されているという。既存のプラスチック成型設備を利用して加工できるため、代替素材への移行負荷が低いことも特長とのことだ。

KDDIは、同出資をはじめとして、今後も環境負荷を減らす社会づくりに貢献していくとしている。

■「au Style UENO」概要
所在地:東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル
アクセス:JR上野駅から徒歩5分、銀座線 上野広小路駅から徒歩3分
営業時間:10:00~19:00(カフェエリアはラストオーダー18:30)

モバイルバージョンを終了