カヤックは、同社が企画・開発したコミュニティ通貨(電⼦地域通貨)サービス「まちのコイン」において、全国6地域で“SDGsなハロウィン”を楽しむイベント「もったいないハロウィン」を開催すると発表した。
開催地域は、秋葉原(東京都)、池袋(東京都)、鎌倉(神奈川県)、智頭(鳥取県)、燕三条(新潟県)、八女(福岡県)の全国6地域。
お店で余ったスイーツや野菜、塾で余った問題集、読まなくなった本、ホテルで余った未使用のアメニティや中古家電など、まちのスポットを訪ねながら、「まちのコイン」で「お菓子」ならぬ「もったいないもの」がもらえるとしている。
まち・ひと・地球にうれしい体験で地域をつなぐをコンセプトに、コミュニティの活性化や関係人口の創出、SDGsの自分ごと化の促進に貢献してきた「まちのコイン」ならではのイベントとなっているとのことだ。
■各地域での実施内容
1.秋葉原(まちのコイン「アキコ」)
もったいないマーケットat秋葉原ワシントンホテル
2022年1月、「アキコ」導入当初からスポットとして参加している「秋葉原ワシントンホテル」。プラスチックゴミ削減へのアプローチとして、同イベントではコミュニティと共に循環型社会を実現する「リユース」に取り組むとしている。そのほか、ハロウィンスタンプラリーやGiGO店舗でハロウィンにちなんだ体験なども実施予定。
期間:10月29日〜30日
2.池袋(まちのコイン「イケコ」)
コスプレクリーン活動
メインカルチャーからサブカルチャーのメッカとして知られる池袋。「イケコ」を運営するGENDA GiGO Entertainmentは、まち全体がエンターテインメントとなっていくことを目指し、楽しく清掃活動ができる同イベントを企画。
期間中、池袋のハロウィンコスプレイベント「池ハロ」が開催されていることから、池袋に集まったコスプレイヤーはじめ、幅広い層人々にもハロウィンにピッタリな衣装を着て、楽しくまちをクリーンアップ。参加すると500イケコをゲット。
期間:10月29日午前9:00〜午前10:00
集合場所:午前9:00にGiGO池袋3号館前集合
3.鎌倉(まちのコイン「クルッポ」)
もったいないハロウィンスタンプラリー
期間中、複数のスポットを巡ってチェックインすることで達成できるハロウィン限定のスタンプラリーを開催。
各スポットではそれぞれの「もったいないもの」を「クルッポ」でもらうことができ、例えば、長谷大仏通りの自家製パンを使用したトーストサンド専門店「LINOPOT de PICNIC」では、夕方4時以降、「クルッポ」で余ったカボチャのプリンがもらえる。
期間:10月22日〜11月20日
4.智頭(まちのコイン「てご」)
ハロウィンもったいないスタンプラリー・コース
2019年にSDGs未来都市に指定され、住民主体のまちづくりを推進している智頭町は、期間中、ハロウィン限定スタンプラリー・コースを開催。塾「学習・キャリア教育支援団体 飛翔」では「てご」と交換で、使わなくなった参考書などが貰える。
期間:10月22日〜11月20日
5.燕三条(まちのコイン「めたる」)
秋のスイーツ食べ歩きスタンプラリー
金物の街として有名な燕三条エリアでは、期間中まちのスイーツ店が参加して、各店舗の名物スイーツを食べると「めたる」がもらえるスタンプラリーを開催。まちの回遊につなげる。
期間:10月29日〜11月20日
6.八女(まちのコイン「ロマン」)
つながるこどもブックinつながるバス停
歴史情緒あふれるまち、八女市「まちのコイン」の人気スポット「つながるバス停」。期間中、八女市で実施している「読書週間」に合わせ、「つながるバス停」で読まなくなった絵本や児童文学書の寄付を募集。
寄付者には300ロマンを渡し、本にまつわるエピソードや思い出を「つながるしおり」に書き込んでもらい、その本を300ロマンで次の読み手につなげる体験も実施。イベント終了後に余った本は、子どもの古本募金に寄付予定。
期間:10月27日〜11月9日