千葉県の松戸市リサイクルセンターは、センター内の再生家具室に、障害者就労施設が粗大ごみ等を清掃・補修してリユース品として販売する店舗「リユース工房 くりんくる」をオープンすることを発表した。
松戸市は、ごみ減量と障害者就労支援を同時に推進する取り組みとして、障害者就労施設と連携し、粗大ごみ等の再生販売が可能かどうかの実証・検討を平成30年11月から行ってきたという。
今回リサイクルセンターが完成し、モデル事業として改めて障害者就労施設を募集し、応募のあった2事業者と引き続き連携していくとのことだ。
同事業は、市が障害者就労施設に粗大ごみを無償譲渡し、それを清掃・補修したリユース品を販売することで、ごみの減量と障害者の就労支援を同時に推進する取り組みとなっている。
リサイクルセンター内の再生家具室に2事業者が運営する店舗「リユース工房 くりんくる」を開設し、リユース品の清掃・補修・販売を行うほか、地域情報サイト「ジモティー」とも連携してインターネット販売をするなど、より一層のごみの減量、リユース促進に取り組んでいくとのことだ。
リサイクルセンター再生家具室「リユース工房 くりんくる」概要
オープン日:令和4年10月30日
販売場所:松戸市リサイクルセンター1階再生家具室
(松戸市七右衛門新田316-4)
販売日時:毎週日曜日10時~15時※時期によって休止の場合あり。
販売事業者:社会福祉法人まつかぜの会、社会福祉法人松里福祉会