神戸市は、今冬の新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、重症化を防止し、病床の逼迫を防ぐためにも、インフルエンザワクチンを早期に接種を受けてもらうよう、様々な呼びかけ発表した。
新型コロナ感染症の流行以降はインフルエンザの流行がみられなかったものの、オーストラリアの流行状況から今年は流行が懸念されているという。
インフルエンザによって入院治療が必要となった人の多くは、高齢者や子どもであることから、特に感染予防対策や重症化予防策が重要だとしている。
インフルエンザの予防接種には、発症を予防する効果や発症した場合であっても重症化を防ぐ効果があり、また、今年度より、新型コロナワクチンとの接種間隔の規定が撤廃されたことで同時接種も可能となったことから、より接種を受けやすくなったとしている。
■呼びかけ内容
●高齢者及びこどもへのインフルエンザワクチンの早期接種の推奨
●インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種が可能なこと
■神戸市からの呼びかけ方法
国からの要請に基づき、例年実施している各医療機関、区役所等での啓発に加え、早期に接種できるよう、デジタルサイネージ・ポスターを活用し公共交通機関および商業施設において啓発を図るほか、公式ホームページ及びSNSによる広報を実施。
〇助成対象者および助成費用
〇助成対象期間
神戸市では、早期に接種を開始してもらう観点から、令和4年10月から令和5年1月31日までとしている。
〇インフルエンザワクチンの供給状況について
ワクチンの需要が高まる中、今冬のインフルエンザワクチンは、記録が残る中で最大の供給量となる約 3,521万本を確保できる見込みとしている。