ジェットスター・ジャパンは、同社が運航する成田発着運航便の累積搭乗者数が3,000万人を突破したことを発表した。

2019年2月に同2,000万人を超えてから約3年8か月での達成となった。

ジェットスター・ジャパン、成田発着運航便搭乗者数 累積3,000万人を突破

首都圏初の本邦LCCであるジェットスター・ジャパンは、2012年7月、成田国際空港を主要拠点として3機のエアバスA320型機で国内2路線の運航を開始。

現在、成田を発着する国内線の路線数および運航便数は航空会社として最多で、成田発着13路線、1日あたり最大43便(片道)を運航。主要拠点である成田空港では路線網を拡充し、利用者の旅行先の選択肢を増やしてきたとしている。

就航時は、第2ターミナル到着ロビーの一角に仮設のチェックインカウンターを設けての案内でスタート。

日本市場におけるLCCの普及と定着を図るべく徹底した合理化と機動力で徐々に体制を整えていき、2015年4月には新たにLCCターミナルとしてオープンした第3ターミナルビルに移転。

国際線のイメージが強かった成田空港で国内線の充実に貢献し、現在も首都圏と国内就航地を最も多く結ぶLCCとして日々運航している。

2022年4月には同ターミナルの拡張に合わせてチェックインの「セルフサービス化」を一段と前進させ、コンタクトレスで円滑なチェックイン手続きを実現。LCCとして初めて導入したオンラインチェックインの利用度は徐々に上がり、現在では利用者の約6割がオンラインチェックインを利用しているとのことだ。

また、7月には、最新鋭のエアバスA321LRの初号機の運航を開始し、利用者の快適性と利便性を向上したかほか、燃費を大幅に改善。その快適性と利便性から、すでに搭乗した利用者からは好評を得ているという。

初号機は、成田=新千歳・福岡線で運航されており、今後も同型機を他の路線にも導入し、成田を起点として利用者により快適なサービスを提供するとしている。

「日本の空、世界の空を、もっと身近に。」のビジョンの下、ジェットスターは今後もより多くの利用者に、安全かつ安心して利用できる気軽な空の旅を提供していくとのことだ。