キリンビールは、9月に発売したクラフトビール「SPRING VALLEY シルクエール<白>」が、年間販売目標である約50万ケースの4割にあたる20万ケースを発売からわずか2週間で突破したことを発表した。
なお同商品は、9月に缶商品を、先行して8月から「Tap Marché(タップ・マルシェ)」(3Lペットボトル)、「スプリングバレーブルワリー」直営店(15L樽)で発売。
■「SPRING VALLEY シルクエール<白>」概要
(1)初めての“白ビール”体験による高い味覚評価
同商品は、無濾過で仕上げた白濁した液色と、小麦麦芽を使用することで実現したきめ細かなふわとろの泡、まろやかな口当たりを特長としている。
ニュージーランド産の希少ホップ「ネルソンソーヴィンホップ」を一部使用することで、華やかで心地よい香りと満足感がありながらも爽やかな味わいを実現。利用者からは、特に味わいに関する高い評価を受けているとし、これまで飲用経験者の少ない白ビールを初めて体験する機会にもつながっているとのことだ。
(2)味わいの異なる2つのビールの飲み比べとフードペアリングによる楽しみ方の広がり
SPRING VALLEY(スプリングバレー)」ブランドからは、麦芽を「キリンラガービール」の約1.5倍使用しているほか、5種類のホップを使用するなど素材をぜいたくに使用した豊潤な味わいの「SPRING VALLEY 豊潤<496>」を2021年に先行して発売。
今回「SPRING VALLEY シルクエール<白>」を発売したことで、異なる味わい・個性を持つ2つのビールを飲み比べし、それぞれの特長を楽しむことができるという。
(3)コロナ禍で高まる、高付加価値商品へのニーズ
コロナ禍によって自宅で過ごす時間が長くなり、日々の食卓をより豊かにしたい意向のある人が半数以上を占めるなど、家庭内で高付加価値な商品を楽しむニーズが高まっている。
同商品は素材も手間も時間も手加減なしで仕上げたおいしさで、利用者のこだわり消費需要に応えているとしている。
キリンビールは、ビールの未来を利用者とともに創造する「スプリングバレー」ブランドをはじめとして、ビールをより魅力的にしていくためのさまざまな活動を展開していくとのことだ。