コスモ石油マーケティングと神奈川県逗子市は、2022年10月から逗子市庁舎等に実質再生可能エネルギー由来の電力(以下、実質再エネ電力)を供給開始することに合意したと発表した。

逗子市は、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロの実現をめざす「チャレンジ!逗子カーボンニュートラル2050」を2022年1月に宣言。

同取り組みを強化し、公共施設における脱炭素の実現に向けて、実質再エネ電力の導入を推進してきたという。

今回、逗子市庁舎等に実質再エネ電力の供給を開始したことで、すでに導入済の小学校などの施設10か所と合わせて計15か所となり、逗子市公共施設の年間使用電力量の約73%にあたる約793万kWhが実質再エネ電力に切り替わるとしている。

なお、これにより、年間3,760トン-CO2の削減効果となるとのことだ。

この実質再エネ電力は、コスモ石油マーケティングの電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を活用したもので、コスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プラン。

今回の合意は、昨年度に販売を開始したコスモ石油マーケティングの商品「コスモ・ゼロカボソリューション」導入の一環として、地域特約店様と一体となってコスモ石油マーケティングが提案を行ってきた成果の一つとしている。

コスモ石油マーケティングと逗子市は、今後はEVを活用したカーシェア導入も検討しており、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進していくとのことだ。