カイカフィナンシャルホールディングスは、web3事業に参入すると発表した。
第一弾として、T2WEBとの間で、パブリックチェーンを活用し、サービス展開が可能なブロックチェーンゲーム専門のNFTマーケットプレイス事業等、GameFi領域に関する業務提携契約を締結。
GameFiとは、Game(ゲーム)とFinance(金融)を融合した言葉。ゲームをプレイすることでプレイヤーがトークンなどの経済的インセンティブを獲得できる「Play to Earn」のブロックチェーンゲームを指すという。
市場調査企業Reportlinker(レポートリンカー)は、GameFiの市場規模が今後10年間にわたり年間23.7%のペースで成長し、2031年には2021年の約8.3倍に値する74億2,000万ドル(約1兆17億円)へ拡大すると見込んでいる。
現在、日本国内ではNFTプラットフォームサービスが数多く存在しているが、カイカフィナンシャルホールディングスはブロックチェーンゲーム市場の成長性を取り込むため、GameFi に特化したマーケットプレイスを提供していくとしている。
多くのNFTマーケットプレイスは審査制を取り入れていないため、誰でも作品を出品することが可能になっているが、カイカフィナンシャルホールディングスは、審査制を導入することで取り扱うNFTのクオリティを担保するとのことだ。
さらに、パブリックチェーンを活用することにより、海外のGameFi企業との連携も視野に入れているという。
ブロックチェーンゲーム専門のマーケットプレイスの概要
当該マーケットプレイスはZaifの名称を冠した「Zaif INO(Initial NFT Offering)」とし、Zaifブランドを活用したマーケティング活動行っていく予定であるという。
また、Zaif INOでは、様々なWeb3企業とのコラボレーションを予定。NFTを出品するゲーム開発企業など、決定次第、発表していくとしている。