雪印メグミルクは、全国40歳〜79歳の男女計500名を対象に、「中高年に対する外出・骨の健康に関する調査」を実施し、結果を公表した。
調査の結果、長期化するコロナ禍で骨の強度が低下している可能性があることがわかったとし、雪印メグミルクは、10月の「骨と関節の月間」にあわせ、自身と大切な人たちの「骨の健康」に関心を向け、理解を深めていくことを目的に「骨の健康度チェッカー」を公開し、「『骨の健康度を知ろう!』キャンペーン」を実施するとのことだ。
【調査結果】
■長期化するコロナ禍でのインドア生活により、中高年世代の約2人に1人が運動量の低下を訴える結果に。一方で、「コロナ禍以降に骨の弱まりを感じる」と答えた人は20%以下に留まる。
全体の約半数が「コロナ禍で運動量が減った」と回答。コロナ禍の活動制限・テレワークの推進によるインドア生活が続き、運動量が減ったと考えられるとしている。
一方で、コロナ禍以降の健康状態に関する調査では、「骨の弱まりを感じる」と答えた人は20%以下と低い水準に留まり、骨に対する意識が低いことが明らかとなった。
■中高年世代の約65%が「コロナ禍で外出を我慢していた」ことが明らかに!全体の半数以上の回答者が「今年の秋こそは、アクティブに動きたい」と回答。さらに秋の予定として、第1位が「旅行」、第2位は「神社仏閣巡り」が上げられ、身体を動かす内容が中心の結果に!
中高年世代の約65%が「コロナ禍で外出を我慢していた」、約8割が「コロナ禍で外出が減っていた」と回答し、長期間にわたる自粛を伴う生活の反動から、全体の約55%が「今年の秋こそは、アクティブに動きたい」と考えていることがわかった。
そのうちの第1位が「旅行」、第2位が「神社仏閣巡り」を予定していると回答し、今まで行けなかった場所へ行くため、身体を動かす予定がある中高年世代が増えていることが明らかとなった。
■中高年世代の約7割が、自身が要介護となることに不安を感じており、約9割が介護で「迷惑をかけたくない」と回答。また、約半数が家族や子供に健康状態を伝えていないことが判明。骨の健康についてはコミュニケーションがとれていると回答した人は、わずか3割以下という結果に。
中高年世代の約7割以上が、自身が要介護となることに不安を感じており、約9割が「自身が介護されることに対し、迷惑をかけたくない」と回答した。
また、「子供への負担を不安に感じる」という声が約35%あり、その反面、「自分の健康状態を子供に伝えている」と答えた人は半数で、さらに家族間で“骨が健康かどうか”を確認しあうようなコミュニケーションをとれている人は、3割以下にとどまる結果となった。
今後は、家族間で“骨の健康度”を把握し合い、自分自身も元気であることがポイントになると考えられるという。
雪印メグミルクは、骨密度を高める「MBP」の研究開発をはじめとした「骨の健康」に関する永年の取り組みにより、皆さまの健康寿命の延伸に貢献して参ります。
■調査概要
調査タイトル:『中高年に対する外出・骨の健康に関する調査』
調査対象:全国の40~79歳の男女、計500人(男女内訳:男性245人/女性255人)
調査方法:WEB
<参考>
雪印メグミルク『中高年に対する外出・骨の健康に関する調査』