ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふると宮城県気仙沼市は、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」にて、震災の爪痕を目に見える証として残すため開館した気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の維持と、同施設を拠点にした震災伝承活動の充実を図るため、本日より寄付受け付けを開始したと発表した。

宮城県気仙沼市とさとふる、寄付受け付けを開始

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。

寄付者は、「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することが可能。

東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市は、今後二度と同じ悲劇を繰り返さないため、被災した宮城県気仙沼向洋高等学校の旧校舎などを震災遺構とした「気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館」を開館し、東日本大震災の記憶と教訓を伝える活動を行っているという。

震災から10年以上の年月が流れ、災害の経験がない地域や今後生まれてくる子どもたちにも地震や津波の脅威を伝え続けるため、また震災伝承活動の拠点である伝承館維持のため、「さとふるクラウドファンディング」で寄付を募るとのことだ。

寄付金は、施設の維持補修や震災伝承活動の充実を図るために活用されるとしている。

■事業概要

事業名:
震災遺構・伝承館を拠点に、東日本大震災の記憶と教訓を後世へ伝え続ける

目標寄付額:
5,000,000円

受付期間:
2022年10月7日~2023年3月31日