日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)は、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、10月1日から本社において利用している空調や照明などの全ての電力を、再生可能エネルギー由来(以下、再エネ電力)に切り替えたことを発表した。
これによるCO2削減量は、年間約660トン(※1)を見込んでいるとのことだ。
今回導入する再エネ電力は、「FIT非化石証書(トラッキング付き)(※2)」と「非FIT非化石証書(電源属性情報有り)」を組み合わせたものであり、事業の使用電力を100%再生エネ電力で賄うことをめざす国際的なイニシアチブである「RE100」に対応しているという。
日立GLSは、2022年7月から栃木事業所で太陽光発電設備の稼働を開始するなどさまざまな取り組みを行っており、今後も再エネ電力の導入を積極的に進めていくとしている。
※1 2021年の年間電力量より算出。
※2 FIT非化石証書とは、固定価格買取制度(FIT)対象の再生可能エネルギー電源の電気に対する証書のことであり、トラッキング付き非化石証書はさらに環境価値の由来となった再生可能エネルギー電源を追跡・トラッキングしたもの。