タイミーは、静岡県経済農業協同組合連合会(以下、JA静岡経済連)と業務提携契約を締結したことを発表した。
日本における農業従事者の人口は1950年をピークに減少し続けており、その要因として雇用機会の拡大による都市部への流出や農業従事者の高齢化などが指摘されているという。
静岡県では、新規就農者数が増加傾向にあるものの、年齢別にみると、60歳以上の割合が79%となっており、若手の人材確保が課題となっている。
タイミーは、農業分野における課題に対して取り組みを始め、野菜の収穫などにおいて、徐々に活用実績が増加。スキマバイトの働き手が人手不足解消の一助を担っているという。
同取り組みでは、JA静岡経済連が窓口となり、県下の個別農協の取りまとめを実施。個別農協は、組合員である農家に対してタイミーを紹介し、各農家での導入を促すとしている。同社だけでなくJA静岡経済連および県下の個別農協が各農家に対してサポートを行うことで、タイミーの利用がしやすい体制を構築。
さらに、働き手が働きやすい環境を整えるためにマニュアルなどを整備するという。
同社は、「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」のミッションのもと、静岡県の農業分野における人手不足解消への貢献、ひいては将来的な就農人口の増加に貢献していくとのことだ。