三菱地所は、建替えを進める札幌駅前通に面する北海道ビルを、竣工から60年迎える2022年9月に閉館を迎えるにあたり、同ビルを通じて札幌駅前通の歴史を写真・展示物で振り返る「札幌の発展を支えた札幌駅前通の風景たち~北海道ビル閉館写真展~」を札幌駅前通まちづくりと開催することを発表した。
「北海道ビル」は1962年12月、高度経済成長期に開館し、当時の東京・丸の内のオフィスビルと同等の諸設備を備えた大規模オフィスビルとして、北海道における本格的オフィスビルの草分け的存在となったという。
同写真展では、北海道の経済発展に寄与し続けた建物の魅力を、北海道経済の中心地としての札幌駅前通の風景を織り交ぜ、当時の保存写真から厳選した約50点の写真・パネル展示で伝えていくとしている。
なお、北海道ビルは10月より建物の解体工事に着手し、再開発後の建物計画は現在検討中となっているが、これまでの「北海道ビル」と同様に周辺地域の発展や活性化に貢献していくとのことだ。
■開催概要
日時:2022年10月11日~10月23日9:00~18:00※期間中無休
入場料:無料
場所:札幌駅前通地下歩行空間チ・カ・ホ憩いの空間W側
主催:三菱地所
共催:札幌駅前通まちづくり
後援:札幌市
展示内容:北海道ビルを中心とした写真の展示他