マックスバリュ西日本(以下、MV西日本)は、2022年10月8日に開店予定のマルナカまんのう公文店で、使用する電力のすべてを再生可能エネルギーで賄うことを発表した。
なお、使用電力の100%を再生可能エネルギーで賄う店舗の運営は、MV西日本としては初めてとのことだ。
マルナカまんのう公文店は、PPAモデル導入で店舗の屋根に最大417kWの発電能力を持つ太陽光発電システムを設置し、同店で使用するグリーン電力の約30%超を賄える見込みだという。
不足分は地産地消の再エネ電源を活用し、CO2排出実質ゼロの店舗運営を実現するとしている。
また、同店では高効率空調機やLED照明の採用で省エネにも取り組むほか、自然冷媒の冷蔵・冷凍ケースを採用し、フロン漏洩にも対応し、環境負荷低減に最大限に配慮した店舗づくりに取り組むという。
イオンは、脱炭素社会の実現をいち早くグループ全体の重点課題として掲げ、具体的なCO2排出量削減目標を定めて温室効果ガスを削減。
現在は、「イオン脱炭素ビジョン」に基づき、2040年までに店舗から排出するCO2総量ゼロを達成すべく、AIを活用した先進的な省エネ技術の導入や太陽光発電設備の導入、および利用者からの余剰再エネの調達など、様々な取り組みを加速している。
今後もすべての事業活動で持続可能性を追求し、グループが持つあらゆるリソースを活用して地域全体での脱炭素化の実現に向け、取り組みを加速するとのことだ。