EV充電サービスのプラゴは、日常生活において自宅での基礎充電が十分にできない「EV充電難民」の課題解決を目指して、都市部の商業施設を中心に事前予約できるEV充電ステーションを導入し、2022年10月からサービス提供を開始すると発表した。
これに伴い、急速充電器「PLUGO RAPID(プラゴ ラピッド)」の提供を開始し、従来提供してきた普通充電器「PLUGO BAR(プラゴ バー)」と合わせてEV充電インフラの整備を図っていくとともに、EV充電にかかる体験を一括で利用できるスマホアプリ「Myプラゴ」の本格提供もスタートするという。
■プラゴ 新EV充電ステーションの概要
■プラゴが提供する充電器について
プラゴは普通充電器「PLUGO BAR」に加えて、急速充電器「PLUGO RAPID」を製品展開することで、施設の場所や特徴、利用者の生活スタイルに応じた適材適所の充電設備を提供。
「PLUGO RAPID」は、連続利用時間を60分に設定しており、比較的滞在時間の短いスーパーマーケット、コンビニエンスストア、スポーツジムなどへの設置を進めているという。
自宅で充電できないEVユーザーに対し、生活ルーティーンに組み込んで、日常的に活用できるよう展開するとのことだ。
■導入予定施設
プラゴは、2022年3月から、二子玉川駅直結の複合型商業施設「二子玉川ライズ」にて、EV充電の事前予約システムの実証実験を行っており、その中で得られたユーザーのニーズや動向を反映し、今回商業施設へのEV充電サービスへの導入の本格稼働に至ったとしている。
現在、複数の企業と設置に向けた取り組みを進めており、今後は各店舗と連携し、充電時間に活用できる“クーポン”や”特典サービス“の提供も予定しているとのことだ。
■スマートフォンアプリ「Myプラゴ」
プラゴは、EV充電体験を向上するスマホアプリ「Myプラゴ」を2022年9月29日から本格提供を開始。「Myプラゴ」では充電ステーションの検索や空き状況の確認/通知から予約・決済まで一気通貫した利用を可能にするという。
出かける前から商業施設の充電ステーションを確保できるよう、60分前から取り置き予約できるほか、他に充電ステーションを使っている車が退出した際に通知が届く機能を備えているとのことだ。