リクルートの美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』は、男性の美容意識の高まりを背景にネイルに関する実態把握を目的として、15~49歳の男性1,050人(全国)を対象に「メンズネイルに関する意識・実態調査」を実施し、結果を公表した。
■ネイルケア・カラーの実施状況
※単一回答(スクリーニングn=17,602)
■やってみたいネイルカラー(手)/トップ5
※複数回答(n=1,050)
■ネイルをする理由/トップ5
※ネイル実施者、複数回答(n=588)
■コロナ禍以降のネイルへの興味と行動の変化/トップ5
※複数回答(n=1,050)
『ホットペッパービューティーアカデミー』の研究員である田中公子氏は、「コロナ禍で『自宅でネイルカラー・ネイルケアをする機会が増えた』と回答する男性が約2割おり、外出機会が減る中で男性の投資意欲が、美容も含めた自己投資に向かっているのかもしれません。特に若年層では、ケア以外にもカラーにも積極的です。中でも『ブラック・ネイビー』は10代後半の男性が人気をけん引しており、背景にはK-POPアーティストの影響がありそうです。ネイル未実施で興味関心を持つ男性のなかには、『自分では何をすれば良いのか分からない』と思っている人もいるようです。プロならではの一人ひとりにあった施術を提供するサロンの役割が今後広がっていきそうです。」と述べている。
■調査概要
調査名:メンズネイルに関する意識・実態調査
調査手法:インターネットリサーチ
調査時期:2022年7月27日~31日
①スクリーニング(SC)調査:
対象者:全国に居住する15~49歳の男性1万7,602人
②本調査:
対象者:ネイル実施者またはネイル興味者1,050人
ネイル実施者:「ネイルサロン利用者(1年以内)」または「自宅でのネイルカラー・ネイルケア実施者(1年以内)」
ネイル興味者:ネイルカラーやネイルケアに興味がある人(ネイル実施者を除く)
<参考>
ホットペッパービューティーアカデミー『メンズネイルに関する意識・実態調査』