イオン九州、イオングローバルSCMとCommercial Japan Partnership Technologies(以下、CJPT)の3社は、物流業界が抱える物流費の高騰やドライバー不足という課題の解決に向け、九州エリアにおけるイオングループの物流改革プロジェクトに共同で取り組むことを発表した。
イオンは、利用者の日々のくらしを守るという使命を果たすべく、仕入れから販売までの各流通段階における効率改善に取り組みを実施。
すべてのコストが上昇する環境下における生活防衛、物流に関する課題を解決するためには、サプライチェーン全体を一連のプロセスと捉えた更なる効率追求など、個社の枠組みを超えたパートナーとの協業が不可欠との思いを強くしてきたという。
CJPTは、物流を効率化することが、車両の電動化に加えた、カーボンニュートラル社会実現への一つの道であるとの思いを持ち、コネクティッド基盤がもつビッグデータとリアルタイム処理という強みを活かし、荷物・稼働の停滞(物流ダウンタイム)を最小化することなど、取り組みを進めている。
イオンとCJPTは、日本の物流に責任を持つ企業として社会課題解決に貢献したいとの共通の志のもと、イオン九州、イオングローバルSCMが構築してきた流通ノウハウと、CJPT参画各社のコネクティッド技術を融合し、九州エリアのサプライチェーンにおける物流改革に着手。
3社は、利用者のくらしを守るために、多くの仲間とともに、物流の未来創造に挑戦していくとのことだ。
3社における共同取り組みの骨子
1.サプライチェーン各プロセスの連携により効率化を実現する新たなオペレーション構築
2.コネクティッド基盤がもつビッグデータ・リアルタイム処理を活用した物流ダウンタイム最小化による効率化
3.これらの取り組みを実現するための、幅広いパートナーとの連携推進