無印良品、化粧水、乳液などの詰替用を9月28日より発売 ボトルと比べてプラスチック量を約1/4に削減

無印良品を展開する良品計画は、これまでボトルで販売していた化粧水や乳液などの詰替用品15アイテムを、9月28日から全国の無印良品の店舗とオンラインストアで発売すると発表した。

今回の化粧水、乳液の詰替用品の発売を皮切りに、2023年中にすべてのスキンケア用品で詰替用を販売していく予定であるとのことだ。

■スキンケア用品の詰替が登場。ボトルは、より使いやすい仕様に。

良品計画は、2021年に発表した中期経営計画において、全ての商品をESGの視点で設計することを目指している。スキンケア用品は、年間約2,500万個を売り上げる定番かつ人気の商品群。

だからこそ、プラスチックの廃棄量削減に関する取組が重要と考え、これまで使用済みボトルの回収を行ってきたという。また、リピーターも多く、愛用している利用者から「化粧水のボトルを捨てるときに罪悪感がある」「環境に配慮した詰替があると嬉しい」などの声が寄せられていたという。これらを受け、今回スキンケア用品の詰替用を発売することにしたとのことだ。

詰替パウチは、ボトルと比べて包材のプラスチック量が約1/4となり、一本あたり約22gを削減できる。これにより、年間約91トンのプラスチックを削減できる想定であるという。

また、ボトルはこれまでスクリュータイプだったキャップを、片手でも簡単に開閉することができるワンタッチキャップに変更。中栓がなくなったことで詰め替えがしやすい仕様となっている。

良品計画ではこれからも肌に優しく、環境にも優しい商品づくりを行っていくとしている。

■商品詳細
岩手県釜石市の鉱山でとれた天然水を使用したスキンケアシリーズ。数十年かけてゆっくりと地層に濾過された天然水を使用している。

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