Luupは、京都市北区の世界遺産・鹿苑寺(金閣寺)に、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを導入したことを発表した。

世界遺産および寺社仏閣に併設してLUUPのポートが設置されるのは、今回が初となるとのことだ。なお、同ポートは、2022年9月26日より利用が可能となる。

金閣寺にLUUPのポートを設置

Luupは、”街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティの高密度なシェアリングサービス「LUUP」を展開。

現在、電動アシスト自転車や電動キックボードが利用でき、ポート数は合計2,000箇所以上、そのうち京都市内は160箇所以上に拡大しているという。

鹿苑寺(金閣寺)は、金色の舎利殿が豪華絢爛に輝く、京都でも特に人気の観光名所。1467年の応仁の乱や1950年の舎利殿への放火など、多くの困難を経験しながらも再建され、1994年には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録され、格式も最高位の寺院となっている。

今回、鹿苑寺(金閣寺)にLUUPのポートを導入することで、地元の人々はもちろん、観光客に京都の歴史ある観光スポットを巡る新たな移動手段として活用してもらい、回遊性と観光体験のさらなる向上を目指すとしている。

Luupは今後、インバウンド復活の状況を勘案しながら、オーバーツーリズムへの対応も検討していくとのことだ。

■ポート概要

【鹿苑寺(金閣寺)】
住所:京都府京都市北区衣笠馬場町28
利用可能台数:15台
利用可能モビリティ:電動キックボード、電動アシスト自転車
利用開始日:9月26日