INDEX
日常でキャッシュレス決済を「よく利用している」と回答したのは全体の45%、「利用している」「たまに利用している」を合わせると、日常的にキャッシュレス決済を利用しているのは80%となった。
また、年代別で見ると、50代が最も利用しているという結果に。
■クレジットカード決済の利用率は50代が最多、20代が最少
店舗などにおける対面決済において、最も利用する決済サービスは「クレジットカード決済」で全体の37%を占めまた。次点は「現金支払い」が29%と、「QRコード決済」や「電子マネー決済」よりも利用率が高くなっている。
■QRコード決済の利用率はPayPayが最多
全体ではクレジットカード決済の「VISA」ブランドが最も利用されているという結果となった。QRコード決済に絞ると、「PayPay」が最も多く、「楽天Pay」、「d払い」がそれに続いた。
■キャッシュレス決済が利用できず困った場所は病院・薬局が22%で最多
キャッシュレス決済を利用したことがある場所は、コンビニやスーパーマーケットなど、各種キャッシュレス決済に対応している施設が全体の約8割となった。
また、キャッシュレス決済が利用できず困ったことがある場所については病院・薬局最も多く、全体の2割強を占め、飲食店と駐車場・駐輪場がそれに続いている。
■キャッシュレス決済の普及に関する要望が多い
キャッシュレス決済への意見や要望をフリーアンサー方式で質問をしたところ、決済サービスの普及についての要望が多い結果となった。
具体的には「通勤定期の購入にQRコード決済が利用できるようにしてほしい」「賃貸マンションにクレジットカードが使えないのが不便」「地方都市に行った際に不便を感じたため、都市部以外でのキャッシュレス決済の普及率を上げてほしい」など、具体的な利用場所や都市部と地方都市部のギャップを失くしてほしい、という要望が目立った。
また、決済サービスの種類に関しても「店舗ごとに利用できる決済サービスが違うため、様々な決済サービスを使えるようにする必要があり不便」という、決済サービスの多さ故の不便さについての意見も多く見受けられたという。
その他には、情報漏洩などのセキュリティ面や通信障害が起きた際にスマホでの決済が出来なくなるリスクについて不安視する意見もあったとのことだ。
<調査概要>
調査名称:サブスクサービス関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年9月9日~9月10日
有効回答:全国の20代~50代男女1,000名
<参考>
アルファノート株式会社『キャッシュレス実態調査』