ヤフー、ダイバーシティ&インクルージョン推進 常務執行役員以上全員11名が「女性の健康検定」を受験し全員合格

ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、ダイバーシティ&インクルージョン推進の一環として執行役員以上全員26名が、一般社団法人 女性の健康とメノポーズ協会(以下、女性の健康とメノポーズ協会)が女性の健康課題における予防・対策、およびワーク・ライフ・バランスの知識と情報に関するリテラシーを評価・認定する「女性の健康検定」の全執行役員合格の実現を決定。

先立って2022年6月に、代表取締役社長の小澤隆生含め常務執行役員以上全員11名が「女性の健康検定」を受験し、全員合格したと発表した。

ヤフー、ダイバーシティ&インクルージョン推進 常務執行役員以上全員11名が「女性の健康検定」を受験し全員合格

女性の健康とメノポーズ協会では、女性が生涯を通して健康で充実したライフキャリアを実現できる社会づくりのための事業を行い、公衆衛生の向上及びよりよい社会の形成の推進に寄与することを目的として活動している。

「女性の健康検定」は、この目的を実現するため女性の健康教育事業の一つとして、女性医学の専門医学会である一般社団法人日本女性医学学会の後援をうけ実施しており、2012年の開始以来、女性・男性を問わず約2,000名が合格。

内閣府男女共同参画局が公表した「女性版骨太の方針2022」では、「女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現」などの考え方を基本とし、重点的に取り組むべき事項が定められている。

なかでも「女性の健康に関する知識向上」については、男女ともに女性の健康に関する医学的・科学的な知識・情報を入手・理解・活用する能力(ヘルスリテラシー)を高めていくことが重要であることが明記されているとのことだ。

Yahoo! JAPANは、従業員一人ひとりが、それぞれの働き方やライフステージ、性別や国籍などの属性やコンディションにかかわらず、誰もが受け入れられ、認められていると実感でき、最大限パフォーマンスを発揮できる状態をつくることを目的に、ダイバーシティ&インクルージョン推進に取り組んでいる。

性別、育児や子育てとの両立、LGBTQなど性的マイノリティ、障がい、国籍など、多様性を理解する上で、最大のマイノリティともされる「女性」が直面する健康課題を理解することが、ダイバーシティ&インクルージョン推進の重点施策の一つと位置付け、今回、全執行役員の「女性の健康検定」受験・合格に取り組むことを決定。

Yahoo! JAPANでは、これまでも全社員対象に無意識の思い込みや偏見を認識する「アンコンシャス・バイアス研修」など、ダイバーシティ&インクルージョン推進の研修を実施している。全社を対象に2016年度より毎年「ダイバーシティウィーク」を実施し、人事・執行役員・従業員有志が連携して社内のダイバーシティ推進を目的とした啓発イベントを開催していいるという。

また、「女性の健康支援プロジェクト」や「パパママプロジェクト」など、従業員有志によるプロジェクトが形成され、プロジェクトのスポンサーとなる執行役員や人事部門と連携して課題解決活動を実施。

その一環として、働き方の選択肢を増やすことを推し進め、社員それぞれの状況に応じて業務に取り組みパフォーマンス発揮できる環境づくりに取り組んでいるとのことだ。

Yahoo! JAPANは、“良いサービス”と“良い会社”をつくり、成長するために不可欠な要素としてダイバーシティ&インクルージョンを推進し、人々や社会の課題を解決するサービスを提供し、さらなる成長を実現していくとしている。

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