神奈川県横浜市は、国際連合のグローバルパートナーである非営利団体「Project Everyone」によるSDGs普及啓発のためのグローバルキャンペーン「世界のTo Doリスト都市キャンペーン(World’s To Do List Cities Campaign)」に参加すると発表した。
世界のSDGs先進都市と共に、ウェブサイトやソーシャルメディアを通じて、SDGs達成に向けたメッセージの発信等を行うとのことだ。
「世界のTo Doリスト(World’s To Do List)」は、「Project Everyone」が2021年に立ち上げた、SDGsの国際的な普及啓発プロジェクト。
17の目標が書かれた付箋紙を各都市の著名な建築物等にデジタル上に貼り付けた写真を発信することで、SDGsの認知度を高め、SDGs推進のための行動を促しているという。
同プロジェクトの一環として、自治体が主体の「世界のTo Doリスト都市キャンペーン」がロンドン(英国)をはじめ、フリータウン(シエラレオネ)、ボゴタ(コロンビア)、ブリストル(英国)等の都市によって2022年6月に立ち上げられ、今回のキャンペーンには、ニューヨーク市(米国)、パリ市(フランス)、オックスフォード市(英国)などが参加予定。
横浜市は、日本政府に選定された「SDGs未来都市」として、多様な主体と連携し、積極的にSDGsに関する取組を進めており、また都市間ネットワーク「SDGsリーダーシップ都市連合」にアジアで唯一参加、新興国の都市開発支援やウクライナへの支援を行うなど、SDGs達成に向けたグローバルパートナーシップを強化してきたという。
「世界のTo Doリスト都市キャンペーン」は、SDGsの認知度や取組への意識を高めるものであり、世界と共に市民のがSDGs達成に向けてより一層取り組む機会と捉え、横浜市は参加を決定したとのことだ。
キャンペーン期間:
2022年9月22日~9月25日
(グローバル・ゴールズ・ウィーク(SDGs週間))
キャンペーン参加内容:
1.世界のTo Doリストの横浜版を作成し、SDGs達成に向けたメッセージと共に、国際局Facebookに毎日投稿。
2.横浜市海外事務所のグローバルウェブサイトとソーシャルメディアで、世界のTo Doリスト横浜版を発信。
3.キャンペーンの趣旨に賛同する団体や個人にも世界のTo Doリスト横浜版を発信してもらえるよう、投稿素材(写真)を横浜市海外事務所のグローバルウェブサイト上に公開。