チームラボは、キユーピーのD2Cプラットフォーム新事業「Qummy®(キユーミー)」のECサイトを構築したと発表した。
「Qummy®」は、キユーピーがこれまでに培ってきた、商品開発やレシピ提案力、グループの技術を生かして、「あなたとつくる、野菜のある食卓。」をコンセプトに、バラエティ豊かな野菜料理を楽しむための商品と情報を届けるD2Cの新サービス。
9月28日から関東地方(1都6県)(※)で販売を開始するという。
チームラボは、企画、UI/UX設計、デザイン、開発、サービスの運用設計を担当。レコメンドシステムやコンテンツの管理など、チームラボが独自に開発しているパッケージ群の導入によって、フロントエンドからバックエンドまで、一貫した設計・管理・運用を可能にしたとのことだ。
ユーザーに寄り添った食提案をするECサイトを開発
同サイトは、単に商品が購入できるECサイトではなく、ユーザー一人ひとりの食の悩みに寄り添いながら、バラエティ豊かな野菜料理を楽しむためのアイディアや商品を届けるという。
食卓幸福度™に貢献するためのサイトとして、ユーザー自身で組み合わせてサラダを作れるカスタマイズ機能やチームラボが開発したAIチャットボット、レコメンドシステムを導入し、個人にパーソナライズされた食提案を行っていく。
また、「チームラボEC」「チームラボCMS」によって、サイト内の画像やニュース、商品情報の登録や、注文管理・配送管理等のコンテンツの管理を一元化することで、運用コストを抑えながらユーザーに最適な情報を提供することを可能になるとのことだ。
チャネルを横断したシームレスな顧客体験を実現
ユーザーに関する情報を蓄積し、その属性を管理活用するパッケージ「チームラボ会員基盤」によって、キユーピーの各オンラインプラットフォームとのID統合を行い、kewpie ID(キユーピーID)の提供を開始。
ID統合によって、「Qummy®」、キユーピー商品サイト内の会員サービス「Hi! kewpie™』のユーザー情報を一元管理することで、チャネルを横断してシームレスな体験を提供することが可能になるとしている。
Qummy®
https://qummy.kewpie.co.jp/
※ 伊豆諸島・小笠原諸島を除く、1都6県