Amazonは、環境省が2021年8月から開始したパートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」の一環として、保護犬・保護猫関連団体・企業の公益社団法人アニマル・ドネーション、一般社団法人 Do One Good、PETOKOTOの後援と、ペット関連用品メーカー各社様の賛同により、「保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign ~両想いで家族になろう~」を、動物愛護週間の初日にあたる2022年9月20日に開始すると発表した。
Amazonは、同キャンペーンを通じて、犬猫の保護・譲渡に対する認知と正しい理解を促進し、イメージ向上を図ることで、保護犬・保護猫と「両想いで家族になる」ことの素晴らしさと、「保護犬・保護猫を迎え入れ、家族になることが当たり前の選択肢の一つである」という認識をより多くの方たちが共有し合える環境づくりを目指しているとのことだ。
具体的な施策として、保護犬・保護猫について楽しく学べるオンライン番組の配信に加え、保護犬・保護猫の飼い主を表す新たな愛称や保護犬・保護猫を家族として迎え入れた際のストーリーの募集、Amazon.co.jpで販売する対象のペット関連用品の売上の一部を動物保護団体へ届ける保護犬・保護猫 寄付キャンペーンなど、参加型の取り組みも順次実施していくとのことだ。
アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント 消費財事業本部 統轄事業本部長 前田宏氏は次のように述べている。
「環境省のパートナーシッププロジェクト『つなぐ絆、つなぐ命』の最初の連携先として、多くの保護犬・保護猫関連団体・企業やペット関連用品メーカーの皆様と新たな取り組みを開始できることをとても嬉しく思います。今回の取り組みが保護犬・保護猫の譲渡促進の一助となり、私たち人間と良きパートナーである犬や猫が共に健康で幸せに暮らせる社会環境づくりに貢献できるよう努めてまいります。」
■保護犬・保護猫について楽しく学べる特別番組「Amazon presents 『みやぞん校長のWelcome Family学園』」
同キャンペーンの開始を記念したオンライン番組「Amazon presents 『みやぞん校長のWelcome Family学園』」を10月2日19:00に、アマゾンジャパンの公式YouTubeチャンネルおよび公式Twitter(@AmazonJP)にて公開。
同番組では、元保護犬「ラブ」と暮らすお笑い芸人 ANZEN漫才のみやぞんさんが校長役として、2匹の愛猫「たいが」「とわ」と暮らすモデル/女優の貴島明日香さんが生徒役として出演し、保護犬・保護猫の譲渡について学びながら、「両想いで家族になる」ことの意味を考えるという。
その他にも、保護犬・保護猫を迎え入れた飼い主を表す新たな愛称を発案したりと盛りだくさんの内容で届けるとのことだ。出演者の犬猫への愛情とみやぞんさんならではのユーモアがあふれる番組となっており、より多くの人に楽しんでもらいながら保護犬・保護猫についての理解を深め、「両想いで家族になる」ことの大切さを考える機会を提供するという。
■「保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign ~両想いで家族になろう~」において今後実施予定の施策
1.保護犬・保護猫を迎え入れた飼い主を表す愛称の募集
Amazonは、環境省および保護犬・保護猫関連団体・企業と協力して、保護犬・保護猫と家族になることをより身近に感じられるような、「保護犬・保護猫の飼い主」を表す新たな愛称を9月20日から10月16日まで募集。
審査を経て選ばれた新愛称は年内に開催予定のイベント「Welcome Family Award」にて発表し、その後の活動にて採用するとともに、選ばれた新愛称の考案者には感謝状およびAmazonギフト券を贈呈する予定であるとのことだ。
より多くの人々に「保護犬・保護猫を迎え入れ家族になることが素敵なことで、選択肢の一つである」という認識を持ってもらうきっかけにしたいと考えているという。
<募集詳細ページ:http://www.amazon.co.jp/wfc_name>
2.「Welcome Familyストーリー」の投稿コンテストをnoteとTwitterにて実施
自身や家族・友人などがこれまでに保護犬・保護猫の受け入れを経験した人を対象に、保護犬・保護猫を家族として迎え入れた際のストーリーを9月20日から10月16日まで募集。
ストーリーは、note公式コンテストとTwitter(@AmazonJP)にてそれぞれ応募できる。note公式コンテストにおいては、審査を経て選ばれたストーリーを年内に開催予定のイベント「Welcome Family Award」にて発表し、選ばれた投稿者にはAmazonギフト券およびペット用品をプレゼントする予定であるという。
さらに、note公式コンテストにて選ばれたストーリーは2023年にKindleダイレクト・パブリッシングにて書籍として出版され、その売上は公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて動物福祉に役立てられる予定であるとのことだ。また、Twitterにて応募した人にも抽選で50名にペット用品をプレゼント。
<募集詳細ページ:http://www.amazon.co.jp/wfc_story>
3.Amazon.co.jpで販売する対象商品の売上の一部を動物保護団体へ寄付する「保護犬・保護猫 寄付キャンペーン」
賛同メーカー各社様のご協力のもと、動物保護団体を支援する新たな施策も実施。9月20日から11月30日までにキャンペーンページから賛同メーカー各社の対象商品を購入すると、期間中の売上の1%相当額のAmazonギフト券を「Amazon 保護犬・保護猫 支援プログラム」に登録している動物保護団体へ届けるとのことだ。
多くのユーザーの普段の買い物が保護犬・保護猫の支援につながるよう、ペットフードやトイレ用品、おもちゃ、おやつ、ペット家電など、幅広いペット用品がキャンペーン対象となっているとしている。
<キャンペーンページ:http://www.amazon.co.jp/wfc_d>
4.10月1日開催予定の「動物愛護週間中央行事」および「2022動物感謝デー in JAPAN」に参加
10月1日に東京の上野恩賜公園にて開催される「動物愛護週間中央行事」でステージイベントを行うほか、「2022動物感謝デー in JAPAN」においてはAmazonがブースを出展。
ブースでは、同キャンペーンの告知とともに、上記の各種施策に当日参加した人へ賛同メーカーのペット用品をプレゼントする予定であるとのことだ。
<「2022動物感謝デー in JAPAN」公式サイト:https://doubutsukansha.jp/2022/>
5.「両想いで家族になる」を体現する著名人を表彰する「Welcome Family Award」
保護犬・保護猫の飼い主を表す新愛称、note公式コンテストとTwitterへの応募作品から選ばれた「Welcome Familyストーリー」の発表・表彰に加え、保護犬・保護猫と暮らし、「両想いで家族になる」を体現する著名人を表彰するイベント「Welcome Family Award」を年内に開催する予定であるという。イベントの詳細は決定次第、追って案内しているとのことだ。
■保護犬・保護猫に関するアンケート調査で浮き彫りになった、保護・譲渡に対する認知不足と誤解
Amazonが2022年8月に実施した「保護犬・保護猫に関するアンケート」調査結果において、犬猫の保護・譲渡に対する認知や理解が不足している現状が明らかになったという。Amazonは、この結果をふまえて開始する同キャンペーンを通じて、譲渡が当たり前の選択肢の一つとなる社会環境づくりを目指していくとしている。
まだ当たり前の選択肢になっていない、保護犬・保護猫の受け入れ
・犬もしくは猫を飼いたいと思った際に「ペットショップ」で探すと答えた人が54.0%ともっとも多く、「動物保護団体」は37.7%。
・動物保護団体について「具体的な活動内容までは分からないが存在は知っている」「全く知らない」という回答が8割以上。
保護犬・保護猫に対するネガティブなイメージ
・保護団体では動物を安心して迎え入れてもらえるよう、しつけ、メディカルチェック、性格把握、アフターケアなどに取り組んでいるものの、「人を怖がる」(45.0%)、「人に慣れていない」(38.4%)、「病気や障がいがある」(24.8%)、「栄養や健康状態が良くない」(21.6%)、「しつけがされていない」(20.3%)など、保護犬・保護猫にネガティブなイメージを持つ人も依然として多い。
保護猫・保護犬の受け入れに前向きであるにも関わらず、受け入れ方が分からないという実態
・全体の約半数が保護犬・保護猫を受け入れてみたいと前向きな一方で、全体の53.0%の人が受け入れ方法を知らず、詳しく知っている人はわずか3.1%。保護犬・保護猫を受け入れてみたいと答えた人でも、約半数が受け入れ方法を知らない。
<調査概要>
・調査名:「保護犬・保護猫に関するアンケート」
・調査対象者: 全国の20歳以上の男女900名 (犬または猫を現在飼っている人300名、これまでに犬または猫を飼ったことがあるが現在は飼っておらず今後飼いたいと思っている人300名、これまでに犬も猫も飼ったことがなく、今後飼いたいと思っている人300名)
・調査期間:2022年8月19日~8月22日
・調査方法:インターネット調査