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Orbit FabのCDO(最高開発責任者)を務めるジェレミー・シーレ氏は、供給する燃料としてヒドラジンを採用した理由について
「ヒドラジン燃料は既存の需要があるため、今回発表することにしました」
と説明しています。さらに、CTOのジェームズ・ブルチュード氏は
「我々(Orbit Fab)の技術ロードマップには、ヒドラジンなどの従来の化学推進剤、キセノンやクリプトンなどの電気推進燃料、そして高濃度過酸化水素水(HTP)など(環境にやさしい)グリーン推進剤などがあります」
とコメントし、ヒドラジン以外の燃料供給サービスを構想していることを明らかにしました。Orbit Fabの燃料補給サービスは、予定されていた期間を超えて衛星の運用を継続したい場合の新たな選択肢となりそうです。
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宙畑編集部
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