ARUN、「ジェンダー平等の実現」をテーマにビジネスコンペを開催 課題解決に挑む起業家を支援 9月20日より募集開始

特定非営利活動法人ARUN Seed(以下、ARUN)は、2022年9月15日、クラウドファンディングを通じて資金を調達し、社会課題の解決に寄与するビジネスへ投資する「第4回クラウド・ソーシャル・インベストメント(CSI)チャレンジ」を開始すると発表した。

同プログラムは、国内外の社会起業家が自らのビジネスをプレゼンテーションし、投資先を選抜するビジネスコンペティションと、日本で寄付を呼びかけながら社会的投資を促進するためのプラットフォームづくりを目指すクラウドファンディングから構成されているという。

このうちビジネスコンペティションでは、「ジェンダー平等の実現」をテーマに、パンデミックにより顕在化した、根深いジェンダー課題の解決に挑む起業家を募るとしている。

新型コロナウイルス感染症は、様々な形で女性に影響を与えている。特に途上国においては、経済、健康、教育面での負の影響が大きく、雇用機会の減少、教育機会の減少、女性と女子に対する暴力の増加などが問題となっているとのことだ。

ジェンダー不平等は、社会に深く根ざした課題の一つでありながら解決されていなかったことが、パンデミックの影響により深刻化しているとも言え、ARUNは、こうした課題の解決にビジネスで取組む起業家を発掘し、その挑戦を応援し、連帯することを目指すという。

クラウドファンディングでは支援者を募るとともに、社会的投資への関心を高め、世界の社会起業家と日本の市民・支援者をつなぐ社会的投資プラットフォームへと発展させることを目指すとのことだ。

【ビジネスコンペティション概要】

ARUNが社会的インパクトやビジネスの持続可能性などを考慮して起業家のビジネスアイディアを選抜し、投資先を決定するコンペティション。最終選考会はARUN理事である米倉誠一郎一橋大学名誉教授がチェアを務め、2023年1月末に開催する予定。

優勝した起業家には、事業成長に必要な投資に加え、ビジネスモデルへの助言や製品・サービス開発へのサポートなど、さまざまなインキュベーションサポートを提供する。

■テーマ
「ジェンダー平等の実現」

■募集対象
ジェンダー平等の実現に取組む国内外の社会起業家

■スケジュール
募集期間:2022年9月20日~10月31日
最終プレゼンテーション・審査(オンライン):2023年1月下旬

【クラウドファンディング概要】

READYFORが提供するプラットフォームを通じて支援者を募集。ここで集められた資金を原資に、選抜された起業家へ投資を行う。

■タイトル
「ジェンダー平等実現に向け、国を超えた連帯を!社会起業家を寄付で応援」

■目標金額
750万円

■期間
2022年9月15日~10月31日

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