楽天グループは、運営するNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」において、暗号資産による決済対応を今秋より開始すると発表した。

「Rakuten NFT」は、スポーツや音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなどさまざまな分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行および販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービス。

今秋より、従来の決済方法に加え、IPホルダーがコンテンツを発行および販売する1次販売において、暗号資産ウォレット「MetaMask」(メタマスク)(※1)を通じて、暗号資産「イーサ」(ETH)(※2)による決済を導入するという。

これにより、楽天IDを使用した決済および「楽天ポイント」での決済とあわせ、複数の決済方法から選択することが可能に。

なお、楽天グループの国内サービスにおいて、暗号資産による決済方法の導入は初となる。

「Rakuten NFT」は、今後も魅力的で新しいエンターテインメント体験の提供とサービスの利便性向上を図り、幅広いユーザーに向けて満足度の高いサービス提供を実現していくとのことだ。

※1 イーサリアム系の暗号資産やNFTを保管・管理することができる暗号資産ウォレット

※2 暗号資産やNFTなどに利用されるプラットフォームであるイーサリアム上で使用される通貨の名称