総合人材サービスのパーソルホールディングスは、国内グループ会社社員に対し、ポストコロナにおいても、社員一人ひとりが時間や場所にとらわれず自律的にはたらく場所やはたらき方を選択できることを目指し、業務環境や制度などの整備・改善を推進していくと発表した。

同取り組みをはじめ、さまざまな取り組みを通じてはたらくWell-beingの実現を目指すとしている。

■社員のエンゲージメント向上を目指し、自律的にはたらく場所やはたらき方を選択できる制度を推進

パーソルグループでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年10月よりグループ社員約1万人を対象に通勤交通費を廃止し、リモートワーク手当の支給を開始。

業務内容や状況に応じて全日リモート勤務も可能、時間と場所を自分で決められるワークスタイルを実施してきたとのことだ。

2022年10月以降、これらをさらに進化させ、社員一人ひとりが時間や場所にとらわれず自律的にはたらく場所やはたらき方を選択できることを目指していくという。

グループ各社では社員のエンゲージメント向上を目指し、事業特性に合わせてさまざまな実証をしており、グループ内での有効な施策の横展開などでシナジーの発揮を目指すとしている。

パーソルグループでは、キャリアやはたらくに関する選択機会の最大化を目指す同取り組みをはじめ、さまざまな取り組みを通じて「はたらいて、笑おう。」の実現を目指していくとのことだ。

【基本方針】

時間や場所にとらわれないはたらき方を推進
・はたらき方を画一的に規定せず、事業特性や職務内容をふまえ、最適なはたらき方を追求
・事業特性や職務内容をふまえ、社員一人ひとりが時間や場所にとらわれず、自律的にはたらく場所やはたらき方を選択できる環境整備や仕組みの変更などを実施

【対象】
パーソルグループ国内グループ会社に所属する社員

==多様なはたらき方の推進に向けたグループ各社の取り組み===
※下記制度の活用により多様なはたらくを実現する社員の取材も可能※

●業務最適化:
基幹システム改修(パーソルテンプスタッフ)、フルリモート移行(パーソルホールディングス、パーソル総合研究所など)

●業務のデジタル化:
新精算システム導入、入社手続きのフル電子化(グループ全社員向け)、電子契約書・社印の電子化(パーソルキャリアなど)

●環境整備:
ビジネスチャットシステム導入、ソフトフォン導入(グループ全社員向け)、携帯電話の全社員支給(パーソルキャリア、パーソル総合研究所など)、サテライトオフィスの実証実験(パーソルプロセス&テクノロジーなど)

●手当:
通勤交通費を廃止し、リモートワーク手当を支給(パーソル総合研究所など)

●勤怠:
コアタイム無しフレックス制度、時間単位での有給休暇の導入(パーソル総合研究所など)、フレックス制度の導入(グループ全社員向け)

●コミュニケーション促進:
デジタルウェルネスプログラム導入(グループ全社員向け)、コミュニティコンディショニングプログラム実証実験(パーソルホールディングス)