三菱電機は、2022年9月に開講する東京大学「メタバース工学部」に、プラチナ会員・運営委員会の2022年度幹事企業として参画すると発表した。
近年、急速な技術発展や、働き方の多様化による産業構造の変化などにより、様々な場面で最新の工学や情報学を習得したいという需要が高まっている。
東京大学「メタバース工学部」はすべての人々が最新の情報や工学の実践的スキルを獲得して夢を実現できる社会の実現を目指し、デジタル技術を駆使した工学分野における新たな教育の場として、今年 7 月に設立されたという。
同社は、ダイバーシティ&インクルージョンを基本コンセプトとする同学部の趣旨に賛同し、プラチナ会員・運営委員会としての運営活動を通じて、年齢・ジェンダー・場所などに関わらず、すべての人が工学や工学キャリアに関する情報を学べる教育システムの構築やDX 人材の育成などに貢献していくとのことだ。
今後の予定・将来展望
同社が同学部への参画を通じて得られた最新の情報や知見を、同社の人材育成施策へ積極的に取り入れるとともに、社会人向け講座への従業員の派遣などを通じてDX関連の技術をはじめとする先端技術の習得やリスキリングにもつなげていくとのことだ。
今後も同社は、産学連携を含むグループ内外の知見の融合と共創により、進化した統合ソリューションを提供し、事業を通じて社会課題を解決していく「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」を目指すとしている。