富士フイルム、大阪府とスマート福祉の実現へ 事業連携協定を締結 DXにより福祉分野の業務改善し、府民サービスの向上を支援

富士フイルムビジネスイノベーションジャパンは、大阪府とスマート福祉の実現に向けた業務改善等に関する事業連携協定を締結したと発表した。

締結式の様子

同社は、自治体の顧客向けに、行政手続きの申請・届出等の業務プロセスの見直しからシステム構築および運用支援まで、全ての工程でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務効率化を支援しています。

特に、「紙」の申請書・文書が多く発生する自治体業務においては、AI-OCR技術を採用したクラウドサービス「ApeosPlus desola Technology by AI inside(アペオスプラス デソラ テクノロジー バイ エイアイ インサイド 以下、ApeosPlus desola)」を活用してデジタル化することで、より業務効率化が加速すると考え、今回の締結に至ったとしている。

ApeosPlus desolaは、帳票の入力・加工から各種業務システムへの登録まで、データ入力業務全体の効率化を支援するクラウドサービス。
紙文書や電子化されたイメージから、AI-OCRを活用して文字データを抽出、さらに業務に合わせて内容の加工・チェックを自動的に行うことで、これまで人手で行っていた作業を自動化して、データ入力業務の効率化を実現するとのことだ。

同社は、大阪府とスマート福祉の実現に向けた取組みを相互に連携・協力して進める事で、大阪府における福祉分野のスマート化(ICTを活用した業務改善等)による府民サービスの向上を支援するとしている。

事業連携協定の実施内容

1. 業務改善 福祉分野における業務改善の推進

2. 紙のデジタル化 紙書類のデジタル化支援

3. 有事対応支援 有事の際の福祉に係る対応業務の支援

ApeosPlus desolaを活用
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