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AMPは、読者に対して、SDGs14「海の豊かさを守ろう」に関する調査をアンケート形式にて実施した。
■2050年には海のプラスチックごみの量が魚の量を上回る?認知度は7割以上
SDGs14「海の豊かさを守ろう」について、プラスチックごみが海洋汚染の大きな原因の一つとして問題視されている。
海のプラごみの量は年々増え続けており、2050年にはプラごみの量が世界中の魚の重量を超えてしまうと言われていることについて、認知度を調査。
その結果「知っている」は43.0%、「なんとなく知っている」は33.8%、「知らなかった」は23.2%という結果となり、7割以上の人が同問題を認知していることがわかった。
■海洋問題で一番問題だと感じること、半数以上が「プラスチックごみの増加」
SDGs14「海の豊かさを守ろう」において、海洋問題の中で一番問題だと思うことを調査したとことろ、「プラスチックごみの増加・海洋汚染」という回答が最も多く50.5%となった。
半数の人が海のプラスチックごみ増加や海洋汚染を一番問題な項目として挙げており、海とプラスチックごみの関係性を多くの人が懸念していることがうかがえる。
■「レジ袋有料化」、プラスチックごみ自体の削減に効果的と感じる人が約半数
2020年の7月1日より、環境課題への対応として「レジ袋の有料化」が義務付けられたが、レジ袋有料化の意図には「海洋プラスチックごみの削減」も含まれている。
「レジ袋の有料化」が効果をもたらしているかを調査したところ、「海のプラスチックごみ削減に効果があると思う」と回答したのはわずか13.4%となった。
しかし、海のプラスチックごみ削減に繋がるかは不明でも、プラスチックごみ自体の削減に効果があると感じている人は49.6%となり、約半数の人がプラごみ削減に「レジ袋有料化」が効果的と考えていることがわかる。
■「SDGs14.海の豊かさを守ろう」達成のためには必要なことは
最後に、「SDGs14.海の豊かさを守ろう」を実現させるために、自身で取り組みたいことを調査。
その結果、最も多かったのは「マイバッグやマイボトル、マイ箸などを積極的に利用する」で31.2%、次いで「詰め替え用ボトルなど繰り返し使えるものを選び、プラスチックごみを削減」が29.8%、「ペットボトルをリサイクルに出す」が22.4%と続いた。
私たちの生活と切っても切り離せないプラスチックだが、「使い捨て」の頻度を減らし、「繰り返し使えるもので代替する・持ち歩く」という行動を生活の中に取り入れていきたいという人が多いことがわかった。
【調査概要】
調査内容:SDGs1「貧困をなくそう」における意識調査
調査期間:2022年7月15日~9月2日
調査対象:AMP読者