新宿ミロード、女性用トイレ個室35か所で生理用ナプキンの無料提供サービスを開始 9月8日より「OiTr」導入へ

小田急SCディベロップメントが運営する商業施設・新宿ミロードは、オイテルと連携し、新宿ミロード館内の顧客用(30か所)および従業員用(5か所)の、合計35か所の女性用トイレの個室に、生理用ナプキンの無料提供サービス「OiTr(オイテル)」を9月8日より導入すると発表した。

生理用ナプキンの無料提供サービス「OiTr(オイテル)」

オイテルの調べによると、新宿地区の商業施設で「OiTr」を導入するのは、新宿ミロードが初だという。

「OiTr」は、オイテルによる、商業施設・オフィス・学校・公共施設などの個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供する日本初のサービスで、専用アプリは30万ダウンロードを突破。

利用者は、個室トイレ内の壁に掲示してあるQRコードをスマートフォンで読み取り、OiTrアプリ(無料)をダウンロード。

アプリを起動してディスペンサーに近づけることで出てくる生理用ナプキンを利用することができる。

「OiTr」利用方法

1日の平均利用客2万人のうち9割以上が女性客である新宿ミロードは、同サービスを導入することで、来館者が安心して施設を利用できる環境を提供したいと考えているという。

駅直結型施設のため、新宿駅をはじめとしたエリア利用者にも「万が一のときは新宿ミロードに来れば安心」と思ってもらうことを目指すとのことだ。

また、新宿ミロードで働く約1,500名の従業員の約8割が女性のため、従業員用の女性トイレにも設置することで、従業員が安心して働ける環境を実現。

さらには、ナプキン在庫を災害時の備蓄品として活用することで、大都市ターミナル駅直結の施設としての責務を果たすことができると考えているという。

新宿ミロードは、「OiTr」の導入により、SDGs(持続可能な開発目標)の「目標1.貧困をなくそう」「目標3.すべての人に健康と福祉を」「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」の目標実現に寄与するとのことだ。

新宿ミロード「OiTr(オイテル)」導入概要

■サービス開始日
2022年9月8日~
■場所:
新宿ミロード女性用トイレ個室(顧客用30か所、従業員用5か所)
■料金
無料※OiTrアプリ(無料)のダウンロードが必要
■利用方法
【初めての利用時】ユーザー登録なしで可
●個室トイレ内の壁に掲示してあるQRコードをスマートフォンで読み取り、OiTrアプリ(無料)をダウンロードする。
●アプリを起動し、画面の取り出しボタンをタップし、スマートフォンをディスペンサーに近づける。
●ディスペンサーの取り出し口から生理用ナプキンが無料で出てくる。
※ディスペンサーの画面に動画広告が流れるが、最後まで視聴しなくてもナプキンは手に入る。
(トイレの混雑を抑止するため、広告は最大2分で放映終了。)

【2回目以降の利用時】ユーザー登録が必要
●1回目のご利用後、メールアドレスを登録しユーザー登録(無料)。
●枚数制限:25日間ごとにナプキン7枚使用可能
●時間制限:2時間に1枚

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