CREDEAは、20代~40代の女性を対象に、「屋外でのマスクを外す準備」に関する調査を実施し、結果を公表した。

現在のマスク着用状況は?政府発信の着用基準を知っている人は約8割

はじめに、屋外でのマスク着用について調査を実施。「厚生労働省から、屋外でのマスクの着用に関する呼びかけがされていることを知っているか?」と質問したところ、8割以上の人が「はい(87.6%)」と回答した。

多くの人が、「屋外では条件次第でマスクを外して過ごしても良い」と政府からの呼びかけがされていることを知っているが、「現在、屋外においてマスクを外せる条件下にある場合、マスクを着用しているか?」という質問では、「常に着用している」と回答した人が最も多く38.8%という結果に。

次いで「着用していることが多い」が38.0%、「着用していることは少ない」が17.7%、「着用はしていない」が5.5%と続いた。

“屋外で距離が確保できるとき”や“距離が確保できていなくても会話をほとんどしない場合はマスクを着用しなくてもいい”と言われているが、屋外でもマスクを着用している人は7割以上とまだまだ多いことがわかる。

■【屋外でもマスク着用派の考え】最も多い理由として“感染予防”が上がる

屋外でもマスクを着用している人の割合がわかったが、屋外でもマスクを着用している理由は何なのか「屋外でもマスクを着用している理由(複数回答可)」を質問。

その結果、「新型コロナウイルス感染予防」と回答した人が最も多く82.1%、次いで「周囲の雰囲気、状況的に外しづらい」が29.9%、「着用しているほうがなんとなく落ち着く」が29.3%、「アレルギー、花粉対策」が6.9%、「その他疾患の予防」が6.4%といた。

感染予防のために屋外でもマスクを着用している人がやはり多いが、状況的に外しづらいと感じる人やマスク着用に違和感がなくなっている人も少なくないことがうかがえる。

■マスクを外す際に気になったこととは

マスク着用が当たり前となっている今、「マスクを外すことに抵抗感はあるか?」と質問したところ、『かなりあった」が29.3%、「多少はあった」が44.1%、「あまり抵抗はなかった」が18.3%、「全く抵抗がなかった」が8.3%という回答結果となった。

かなりあった、多少はあったと回答した人が7割以上いることから、やはりマスクを外すことに抵抗を感じる人が多い様子がわかる。

また、マスクを外す際に気になることとは何なのかを調査するため、「マスクを外し顔を出す際に、最も気にすることは何か?(複数回答可)」と質問したところ、「肌荒れ」と回答した人が最も多く36.1%、次いで「すっぴん」が34.5%、「毛穴」が28.2%、「口元、歯並び」が24.7%と続いた。

回答結果から、肌荒れに一番悩んでいる人が多いことがわかり、他にも、マスク生活で目元以外隠れることやマスクにファンデーションなどの化粧がついてしまうことが嫌で、「すっぴん」の人も増えたとのではないかと同社は考察している。

また、マスクを外す準備として、どのようなことを行っていたのか具体的に調査。結果として以下のような回答が得られたとのことだ。

■マスクを外す準備としてやっていたこと
●入浴後のパック、寝る前の美容液、クリーム、リップバームの使用(20代/無職/埼玉県)
●ニキビ治療、ホワイトニング、毛穴ケア(20代/学生/神奈川県)
●乾燥シワが出やすいのでこまめに保湿クリームを塗っていた(30代/パート・アルバイト/山形県)
●定期的にエステやお肌のスキンチェックをしてお肌の状態を知るようにしていた(30代/専業主婦/大阪府)
●角質ピーリングと保湿(30代/パート・アルバイト/東京都)

調査概要:「屋外でのマスクを外す準備」に関する調査
【調査期間】2022年8月10日~2022年8月11日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】20代~40代の女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

<参考>
株式会社CREDEA『「屋外でのマスクを外す準備」に関する調査