セブン‐イレブン・ジャパン、サーモス、パナソニック、味の素AGF(以下、AGF)、富士電機は、「セブンカフェ」マイボトル利用促進に関する実証実験を実施すると発表した。
同実証実験では、セブンカフェ自販機と高速自動ボトル洗浄機を活用したマイボトルの利用促進によるオフィス内廃棄物の削減効果についての検証を目的とし、セブン‐イレブン・ジャパンの本部ビル5階に勤務する社員約500名を対象に、2022年9月30日まで実施するという。
参加5社は、同実証実験を通じて知見を高め、リユース促進による廃棄物削減と循環型社会の推進に貢献していくとのことだ。
■実験概要
実証期間:
2022年9月1日から9月30日
実証場所:
セブン‐イレブン・ジャパン本部ビル
〒102-8455東京都千代田区二番町8番地8
実証対象:
セブン‐イレブン・ジャパン5階オフィス勤務者(約500名)
実証内容:
マイボトルの利用率向上、およびマイボトル利用による廃棄物削減効果
同実証実験では、リユース可能なサーモスのボトルを使用するという。また、店頭で稼働しているセブンカフェ自販機を富士電機が改良し、AGFがセブンカフェ向けに供給しているコーヒー豆を使用することで、ホットコーヒーとアイスコーヒー(RサイズおよびLサイズ)の提供を可能にしたとのことだ。
アイスコーヒーは、マイボトル専用サイズの袋氷を使用し、淹れたてのコーヒーを氷で瞬間冷却することで芳ばしく香る1杯をマイボトルでも同様に提供。さらに、パナソニックがマイボトル専用の高速自動ボトル洗浄機を開発し、高温水の高圧水流によりおよそ45秒でボトル内部とフタの洗浄を行うとしている。
真空断熱構造で美味しいコーヒーを「長時間保温・保冷」でき「結露の心配がない」、さらに密閉構造のフタで「安心して持ち運べる」ボトルを活用するとともに、マイボトル利用に対する心理的ハードルの1つである洗浄の手間を「高速自動ボトル洗浄機にセットするだけ」という手軽さで軽減。
オフィスでのマイボトル活用を促進し、一人ひとりが無理なくオフィス内廃棄物の削減を実現できる環境の構築を目指すとのことだ。