KDDIとモチベーションワークスは、教職員の働き方をDXするクラウド型校務支援サービスを提供開始したと発表した。

同サービスの提供イメージ

同サービスは、モチベーションワークスが提供しているフルクラウド統合型校務支援システム「BLEND」と、KDDIが提供している「KDDIビジネスオンラインサポート」「KDDI Business ID」をセットにしたサービス。

校務に必要な出欠・成績登録、指導要録の帳票出力などあらゆる機能を備えるほか、複数のID管理や2段階認証が可能なため、場所にかかわらずセキュリティを確保しながら作業できるという。

今後、国内の公立・私立の保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、専修学校、大学に提供するとのことだ。

なお、両社は2022年6月6日に、教職員の働き方改革を目指し、学校のDXに向けた業務提携を締結。同サービスの提供により、教職員の校務の効率化とセキュリティ確保の両立を実現するとしている。

■同サービスについて

「BLEND」は保育園、幼稚園、小・中学校、高等学校、高等専門学校、専修学校、大学まで、教職員の日々の校務を効率化する校務支援システム。出欠や成績の登録、指導要録や調査書などの帳票の出力といった教務関係を中心に、校務に必要なあらゆる機能を備えているという。

各種データの紐づけによりデータが一括反映されるため、各種の帳票に記入する必要が無く、二重校務を防止。またクラウド型システムのため、マルチOS・マルチデバイスに対応しており、端末や場所に縛られることのない校務を実現する。

今回の「KDDIビジネスオンラインサポート」「KDDI Business ID」との連携により、「BLEND」を含む、利用しているKDDIサービスのIDの一元管理を可能に。

同サービスは、各地域や学校独自の教育方針および評価基準に合わせ、システムのカスタマイズが可能となっており、学校がシステムに合わせるのではなく、学校にシステムが合わせることで、各学校のニーズに合わせた校務支援を実現するという。

また導入後に専任担当者がチャットツール・オンライン会議ツールなどを通じて伴走する独自のカスタマーサポート体制を構築するとのことだ。

提供料金

月額300円 (税別)/生徒
「KDDI Business ID」の一部オプションメニューは有償で利用可能。