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川崎重工、成田国際空港第1ターミナルでPCR検査サービスを開始 一日に最大2,500検査(16時間)の検査処理を可能に

川崎重工は、昨年の関西国際空港に続き、成田国際空港第1ターミナルでPCR検査サービスを開始すると発表した。

既存の日本医科大学成田国際空港PCRセンター内で、同社とシスメックス、メディカロイドが開発・製造した自動PCR検査ロボットシステムを活用し、検査作業従事者の感染リスクを抑えながら、一日に最大2,500検査(16時間)の検査処理を可能とすることで、同空港における検査処理能力の増強に貢献するという。

同社と日本医科大学成田国際空港PCRセンターの役割分担は以下のとおり。

川崎重工:
検体の受取・PCR検査(リアルタイムRT-PCR法)・抗原定性検査・検査結果報告

日本医科大学成田国際空港PCRセンター:
予約・受付・決済・問診・検体採取・証明書発行

同社は、ロボットの活用により医療従事者の負担軽減と感染リスクから守るという目的に加え、安定かつ大量の処理が可能なPCR検査サービスの提供を通じて、空港利用者の利便性向上と空港での検査処理体制強化を図ることで、安全な形での人の往来の回復を実現し、経済・社会活動の再開と復興に貢献していくとしている。

コンテナ内で稼働するロボット

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