エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partnersは8月25日、複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年8月第3週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:8月13日~8月19日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表した。

同ランキングは18の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計。

2週連続で『ワンピース』シリーズが1位を獲得。8月6日に公開された劇場版『ONE PIECE FILM RED』は、公開16日間で興行収入92億円超えの大ヒットを記録している。

TVアニメ版は多くのサービスで配信されているが、歴代映画14作品がAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信中。

続く2位から4位も前週から動きがなく、2位『キングダム』、3位『SPY×FAMILY』、4位『ザ・マスクド・シンガー』となったとのことだ。

今週5位に入ったのは前週11位からランクアップしたNetflixオリジナルの韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。6月29日にNetflixで独占配信が始まってから視聴者数ptを徐々に伸ばしていた同作。8月18日には最終回が配信されたこともあり、視聴者数ptが前週41ptから今週53ptへと上昇し、初のTOP5入りを果たしたとのことだ。

▼さらに詳しいランキングデータを「GEM Standard」で公開中
https://gem-standard.com/columns/614

「GEM Standard」では毎週、配信ランキングTOP20、配信オリジナルTOP10の解説コラムを掲載。さらに、2021年1月以降の週間ランキングデータ(全体、男女別、年代別)を会員限定で無料公開しているという。

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがある