JALは、2022年10月から適用する「燃油特別付加運賃」（通称「燃油サーチャージ」）の適用額改定を国土交通省に申請したと発表した。

JALでは、燃油特別付加運賃額を2か月ごとに、直近2か月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。

2022年6月から7月のシンガポールケロシン市況価格2か月平均は、1バレルあたり151.56米ドルで、これに同期間の為替平均1米ドル135.18円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は20,488円となり、2022年10月から11月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone O（20,000円基準）の金額に改定するという。

【国際線「燃油特別付加運賃」の概要】
適用期間：2022年10月1日から11月30日発券分まで
運賃額　：日本発旅程　（金額は一人一区間片道あたり）

◆ 改定条件

1）2022年10月1日から11月30日までの発券分については、今後の航空燃油価格の水準にかかわらず、上記適用額からの変更は原則行わないとのことだ。
ただし、政府認可状況により、金額や改定時期、適用期間が変更となる場合があるという。
2）2022年12月以降発券分の燃油特別付加運賃については、2022年10月に案内予定。
3）2か月間の市況平均が1バレルあたり6,000円を下回った場合、同運賃を適用しない。

◆ 適用条件

1）大人・小児ともに同額負担。座席を使用しない2歳未満の幼児は対象外。また、JALマイレージバンク国際線特典航空券利用のユーザーも同額負担となる。
2）航空券購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃には取消手数料は適用されない。

最新情報、詳細情報は http://www.jal.co.jp/inter/if.html にて更新するとのことだ。