エミレーツ航空は、ワンランク上の機内体験を利用者に提供し続けているとし、2022年からはさらなる機内体験の向上のため、120機以上の保有機の内装を刷新する大規模プロジェクトや全クラスにおけるサービス改善を実施する予定で、その投資総額は20億米ドル(日本円でおよそ2,690億円)となることを発表した。

エミレーツ航空、機内体験の向上に約2690億円以上を投資

同発表にあたり、エミレーツ航空社長ティム・クラーク卿は次のように述べた。

「他の航空会社がコスト削減を迫られるなか、エミレーツ航空は航空業界の逆境に立ち向い、お客様により良いサービスを提供するための投資を続けています。コロナ禍の地上サービスにおいてデジタル化を進めるなど、お客様が安心して旅行できるような新しい施策を打ち出してきました。
そしてこの度、私たちはエミレーツの誇りである機内体験をさらに高いレベルに引き上げるために、さまざまな取り組みを行っています。」

具体的には、食事メニューを拡充し、食の多様性にも応えられるようビーガンメニューも追加、「シネマ・イン・ザ・スカイ」、インテリアのアップグレード、サステナビリティを取り入れたサービス体験など、旅を特別なものにするさまざまな工夫を取り入れているという。

さらに、エミレーツ航空は近日中に新しい商品やサービスについて発表する予定とのことだ。